定春と版権ともらったセリフ集



1
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♀「恋って、切ないね・・・。愛って、辛いね。だから、諦めた。諦めたけど、それでも駄目だった。・・・あなたが好きです、愛しています」

♂「俺も、お前がずっと好きだった。・・・けど、お前は、お前はあのとき!!」

♀「今日は、クリスマスだね・・・。奇跡が起こる日・・・。でもね、奇跡なんて起こらないから奇跡って言うんだよ?」

♂「俺とお前はこうして会えたじゃないか・・・それで、いいさ。それも奇跡、だろ?」

♀「そうだね・・・。ばいばい!・・・また、会おうね、いつかきっと、来世の何処かで・・・」

♂「ああ・・・。未来で、待ってる」

2
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♂1
「風の音がするんだ、彼が来るとね。それが心地よくて、僕は、彼と共に居た」
♂1
「けれど、僕は・・・。彼とは別の道を生きることになった」
♂2
「君と私とは違う、違う道を歩んだ・・・。だから、迷うな・・・私を斃し(たおし)、その屍(しかばね)を超えて行け」
♂1
「ごめん、ごめん、僕は・・・僕はっ!」
♂2
「風が・・・止んだ・・・。礼を言うぞ、これで、やっと、眠れる・・・」
♂1
「彼は逝った・・・。もう、風の音は聞こえない・・・」

3
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「これで、この一発で全てをゼロに戻す。この世界を一度リセットするために!!・・・とめてみろよ、相棒!」

「どうした?相棒、腕がなまったか?っ!・・・いや、お互い腕は健在のようだな・・・」

「この場所を飛び、戦った奴で、生き残った奴はいない・・・。俺とお前は、どう、なるだろうな!!」

「俺は、魔剣。お前は聖剣そう呼ばれていたな?・・・どちらが正義か、それさえもわからないまま、この空を俺達は飛んでた」

「俺には、俺の正義が、ある、、撃て!!!撃てよ、相棒・・・」

「魔剣は墜ち、聖剣が勝つ・・・。物語みたいだな・・・。楽しかったぜ、相棒」

4
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♂1
「オジキ、すまねぇ・・・。だけどよ、俺にはもうこうするしか、ねぇんだ!!」
♂2
「そうか、お前はこの道を選んだのか・・・茨の道を・・・。何を迷っている!?早く撃たんか!!撃てぃ!!」
♂1
「あんとき、オジキを弾いて、俺が、組・・・継いで、なんとか立て直そうと思ったのに、結局、こうなっちまった・・・。お前は生きろ、娘を、頼む」
♂3
「兄貴から、託されたもんだ・・・。力及ばず、お嬢を巻き込んじまった・・・なんとかして逃げて、逃げ切ってください!」
♀1
「・・・お父さんも死んで、あの人も死んで・・・。私は一人ぼっちになった・・・でも、私は時津組(ときつぐみ) 組長の娘、このままでは終わらせない、決して!」
♂4
「姉御!あんたは一人で、この組を立て直しました。もう誰も、姉御をお嬢、いえ、小娘 などと呼ぶものはいないでしょう」
♀1
「・・・ありがとう、でもね、これは私一人の力ではないわ。あなた達が居たからこそ成しえた事よ」

5
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姫「あの教団が!?馬鹿な!なぜ、なぜ戦争など!?・・・この世を浄化するため?何を世迷言を・・・!父上!」

王「・・・村々が襲われているのならば、助けに行かねばな・・・お前の弟はまだ赤子だ、教団は巨大、何があるかわからぬ、安全な場所に逃がさねばな」

姫「父上!私も、私も行きます!」

王「ブリュンヒルデ、お前は、城を護れ・・・。行って来るぞ」

教祖「死の聖なるかな、死こそ始まり、死こそ生、さぁ、祈りをささげよ!死の祈りを・・・」

将軍「剣戟の音、騎兵隊の轟音、戦場歌の響き・・・。その全てが我を鼓舞する。我は戦いのみに生き!そして死ぬ!!」

幹部「そうか、そうかぁ!!!ははは!!・・・もう許しませんよ?・・・あなたは死によって、安息を与えて差し上げましょう」

王「くっ!ここは、もう駄目か・・・。だが、ここが落ちても望みはある!!皆の者諦めるな!」

兵士「王!ここは、ここはもう!引いてください!!!我らが食い止めているうちに!」

王「例え全てを失っても、護るものがある・・・。だから、我はこの道を逝く!!者共!ついて来い!」

将軍「王!・・・くっ、、皆の者!いざ、王の御許(みもと)へ!!!・・・おおぉぉぉぉぉおお!!」

兵士「私は、ここで終わるのか・・・。そうか・・・。姫、私は一足先に逝きます。・・・お達者で」

教祖「ふふ、流石は我が右腕よ・・・。国王を葬ったか・・・。次は城を落とすと伝えよ」

姫「逃げろ?・・・ふふ、それはできん、私はこの国の姫であり、父亡き今は王だ、国民を見捨てるなどできん!ブリュンヒルデ!参る!!」

幹部「この国の者は全て死んだ!ひゃはは!わが教団の勝利だ!!ん?うぐっ!!生き残りの、兵か、この私がこんな一兵卒に、それも、定めか」

王子「風の音、水の流れ、草花の匂い・・・無数の命。それを全て消し去ってまで、あなたはっ!!」

教祖「お前は?そうか、あの国の生き残りか・・・。そう、私がこの教団のカリスマ!」

王子「何がカリスマだ・・・何が!!焼き払われた村々の、そして、そして!!わが父と姉の無念!思い知れ!!!」

教祖「私を、倒した所で、戦争は終わらんよ・・・。もう、サイは振られたのだ、、お前に、そ、れを止められる、かな・・・?」

王子「止めて見せるさ、血で血を止めることは出来ない、それでも、止めて見せるさ。それが、父さんと姉さんと、あの娘の願いだったから」


教祖「ふ、ふはは!!人間とは、弱い者だ、神、人、物、何かにすがるのだ・・・すがった上で、いつかは飽きるのだ・・・。いずれ、お前の創った平和も・・・」


兵士「王!!・・・っ、国民が!!国民が、王の首をよこせと・・・他国に媚びへつらうような平和などクソ食らえだと・・・。我々は、一体何のために・・・」

王「・・・そうか、ついに、平和にも飽きたのだな・・・」

語り部
「こうして、平和を創りし王は、国民によって処刑された。人は命よりも大切なものがあると言っては、戦争をし、、やがては、命よりも大切なものは無いといって、戦争を やめる。
 人は、前に進め、前進しろ、などというが、、、考えても見れば、生まれてこの方、争いをやめたことなど無かったな・・・」



王 ♂
教祖 ♂
姫 ♀
将軍&語り部 ♂
幹部 ♂
王子&兵士 不問


6
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真祖 ♀
少女 ♀
男 ♂
ハンター ♂



少女
「あははははは!!!ねぇ、みて?あなた達から出た血で真っ赤・・・。もっと、頂戴・・・ぁは、あはははは!!」


「ヴァンパイア風情が!!・・・なっ!!十字架も聖水も効かない、だと!?」

少女
「無駄だよ、お・じ・さ・ん。・・・ふふふ、さぁ、踊りなさい!!」


「ぐぁ!!・・・くっ、き、貴様らは何時の日か、滅びる、必ずだ!!・・ぐぁっあぁぁ!!!」

少女
「・・・あーあ・・・血で、汚れちゃった。またお洋服変えないと、ふふ」

ハンター
「まだここにいたか!な、っこれは・・・くっ!・・・よくも俺達の仲間を!」

少女
「ふぅ〜ん、また人間、か、自分達から来るなんてね・・・。ふふふ、あははは!!さぁ、楽しみましょ!!!」

真祖
「下品に笑う、そんな娘も嫌いじゃないけれどね、昔の私もそうだったもの、ね。でも、少しお痛がすぎたね」

少女
「え?なにあなた?私と、、えっ!?・・・うそ、なんで?」

真祖
「・・・わたしは、あなたよりもずっと長い時を生きているわ、生きているというには語弊があるけれど、ね・・・。さぁ、覚悟は出来た?これから、永遠に眠る覚悟・・・」

少女
「いや、いや、いやぁぁああああ!!こないで、こないでぇ!!・・・っ、ぎぁっ!!」

真祖
「昔は、悲鳴とか好きだったんだけれどな・・・ごめんね、さようなら、ゆっくり眠って」

ハンター
「・・・俺達を悩ませ続けた吸血鬼が、こうもあっさりと・・・流石は真祖の吸血姫か・・・」

真祖
「別に・・・好き好んでやっているわけじゃないのだけれど、ね」

ハンター
「なら、なぜ俺達人間の味方をする?」

真祖
「味方?・・・そう思うならそれでいいのだけれど、、人間を本気にさせると面倒だし、怖いから、とだけ、言っておくわ」


そういうと、真祖の少女はクスりと笑い、夜の闇に消えていった。

ハンター
「・・・怖い?・・・馬鹿いってんじゃねーよ・・・はっ・・・さて、俺達は俺達の仕事をするぞ!」

少女
真祖が去った後、ハンター達は仲間の屍骸を片付けヴァンパイアの痕跡を消すと、同じく、日が昇る前に闇の中へと消えていった。

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7
「儚く舞い散る桜の如く、全てがまるで霞(かすみ)のように消えてゆく。それすなわち、無情なり・・・。その中に安らぎはある、さぁ、眠るがいい永久(とこしえ)に・・・」

8
「ふふふ、これでもう、お兄様は私からは逃げられない。お兄様の綺麗な眼も、お兄様のトクントクンと動く心臓も、全て私の物・・・」

9
「裏切りの花、裏切り者は醜いというが、此花は美しい・・・。君の裏切りはどんな花を咲かせるのかな?」

10
「咲いておしまいなさい、咲いて咲いて乱れ咲いて・・・。全てを受け入れなさい。そして、甘い蜜を、その体から垂れ流しなさい、そうすれば、乱れ狂うほどの快楽があなたを包み込むから・・・」

11
「ようこそ。どうですか?この彼岸花畑・・・お気に召しましたか?・・・ふふ、あなたはご自分がどのような姿なのかわかって居らぬご様子。今一度、ようこそ、真紅の蝶。この有限と無限の帳(とばり)へ」

12
「刻は満ちる。紅い蝶が、空へ舞う。空間を埋め尽くす程の蝶が、空へと昇る・・・これは人の魂だ。美しいだろ?・・・時期に君もああなる」

13
「僕が君を護るよ。あの時、君がそうしてくれたから・・・。覚えてるから忘れないから、君が動かなくなった今もずっと・・・。だから、僕が君を護るよ」

14
「僕にはあの娘がいれば、それでよかった・・・。あの娘がいればそれでよかった・・・なのに!!なのに、あいつらはそれを奪った!!・・・だからっ!!!」

15
「こんな戦いに出るために、俺はお前と共にきたのではない!!だが、乗った船だ・・・今さら降りる気もない・・・。共に、散ろう」

16
「ふぅ、英雄気取りでヒーローになりたくて、頭では何が正しいのかわかっているのに、いざそのときになるとその一歩が踏み出せない人もいるわ、でもあなたは、踏み出したわ何度もね。・・・あなたは、とてもいい人よ」

17
「競争の果てにあるのは戦争である。競争から区別が生まれ、区別から差別が生まれる。人は誰かと比べあい、自分を見失う。競争や争いをやめない限り、人は幸せにはなれないのではないだろうか?」

18
「愛は人を救いもするが、同時に狂わせもする・・・そして、二度と癒えない傷を与えることもある・・・。だが、それでも、誰かを愛すことをやめてはいけないよ。痛みを知ったなら、優しくもなれるのだから・・・」

19
「なにが、何が世界をだよ!馬鹿みたいじゃねーか!ダチのために、世界のために!?だからなんだよ!・・・力使い果たして、あんなおっさんの姿になって、馬鹿みたいじゃねーか!・・・馬鹿みたいじゃねーか・・・。・・・いいなぁ、、っぐ、、俺には、そうまでして守りたいものなんかねーよ・・・」

20
「・・・君のお父さんはね、悪いことをしたんだ。・・・人は罪を犯してしまうことがある。そのあとで、どうするか、、君のお父さんはね・・・罪を償いに行ったんだ。・・・勇気のある男だ」

21
「私はかつて、罪を犯しました。ある家族がいました・・・その家族は、娘と夫婦の3人家族でした。娘はいじめの標的にされ、父と母の家にも石が投げ込まれたりなどの嫌がらせを・・・私は、知らなかった、いえ、気が付かない振りをしていたのです。
 あの家族がそんなことをされる理由・・・そう、生活保護者だったからです。やがて、彼らは吊るし上げられ、住処を追われ、出てゆきました。今でも、あのっ人々から責めらている、娘の、父母の、、顔がちらつくのです・・・。そして今は、私が、あの家族と同じになりました・・・甘んじて受けるべき、私の罪です・・・。ですが、神よ、弱者に生きる価値はないと言う保障は、家族を追い立てた者たちがしました。・・・では、家族を追い立てた者たちが生きるに値するという保障は、誰がしてくれるのでしょう?」

22
「世の中には、できる奴とできない奴がいる。私はその駄目なほう。でもね、私たちはただ虐げられるために存在しているんじゃない。彼は、負け犬の闘争を見せてやるとあいつらに言ってくれた、彼と一緒ならそれができそうな気がした・・・。
あの時、私たちが懐に忍ばせたのは、銃でもナイフでもない、たった一つの自分の心・・・私たちは人間だ。人間だった・・・。あの日、彼を殺した君たちの心は、どこを向いていた?」

23
「他人もまた、人である。貴方にとって意味のない、生きる価値のない人間だとしても、ほかの人にとっては、その人は掛替えの無い人かもしれない 」

24
「人は大体の人がこう言う。満足しては駄目だ、満足したらそこで終わってしまう、努力し続けろ・・・とね。私個人の考えでは、満足してそこでやめてしまう、それが問題なのだと思う。自分の現状に満足し、それを自信として、続けていく事こそが、本当の継続は力なりだと思うね」

25
「私は、演技が好きなんだ。・・・なぜかって?・・・そうだね、私にとって、演技とはいわば逃避のようなものなんだ。演技をしている間は、現実を忘れられるから、ね」

26
「日本は不思議な国だ。生産率などは全体でみるのに、なにか失敗したりすると、我々のせいじゃないお前の自己責任だといい個人単位で責め始める。全体的に見れば確かにこの国は豊かにみえるし技術力もあるが、個人の生産力などでみると実は、そうたいしたことがないのだ。単純に人口が多いだけであり、別段誰かを責められるほど君達一人ひとりに生産力があるわけではないのだから、もう少し仲良くしたらどうかね?」

27
「ふっ・・・ぐっははははははっ!!!・・・うまかったぞ?お前が護ろうとした女は、存外になぁ・・・ふひゃはははは!!」

28
「では、吹き矢を、毒はまずいから媚薬を塗って・・・さぁ、どうぞ?・・・ふっ!!!」

29
「オマエハ・・・カナラズ、シヌ」

30
白い紙に描いた世界では、あなたが神になれる 妄想の中でなら、あなたは魔法使いにもなれる・・・・。 舞台を演じれば、その時だけは別の誰かになれる さぁ、あなたの創りたいものは?描きたいものは?叫びたい言葉は? ・・・・共に理想を描き、演じ、現世(うつしよ)の鎖を忘れ、夢現(ゆめうつつ)の言葉を紡ぎましょう。


31
宗教的な事は神聖であり、神秘的だが、呪いの様に心を縛る。それ以外を認めてはくれないからだ。お前には神が付いているのだろう?それが本当なら護ってくれるはずさ。

俺はそう言って神父に銃弾を撃ち込んだ。

・・・神を信じている、神が護ってくれる。彼が護ってくれる、そんなセリフを何度か聞いたが、そう言う奴らの事を、俺が刺そうが犯そうが、死ぬまで誰も助けにはこなかったな。

それ以来俺は、神を信じてはいない。
もし、神が居たのだとしたら・・・神は死んだのだろうな。

キリストはサタナエルの弟であり、大地を血で染めた者。汝、果たして聖なのか?・・・あなたが信じた人の心は、既に穢れております。貴方の様に。貴方は貴方の名において人に血を流させたのだから。


32
どいつもこいつも、性欲ばかりお盛んで、本当の愛を知らない。故に、自らの手から零れ落ちる幸せにも気がつかない!これを愚かといわずして何と言う!?

33
死者が蘇り人を食う。人が人を食う。以前と何が違う?所詮、人は、世の中は変わらない。以前も今も、クソのままだ。

34
「人の言葉は、確かに重いが、世の中には聞くに値しない言葉というのもあるんだ。それで立ち止まってどうする?結局は最後は誰かのせいにして、自分の行動力の無さを恨み、殻に閉じこもって、潰れていく・・・今みたいにな」

35
人の本性をみたいなら、権力などの力を与えればよい
だが、覚えておけ。力を持ち、正義の為にそれを使ったとしても、それは所詮、その者の正義に過ぎないのだ。

36
悲劇的な物語が好まれるとき、世界は平和である。喜劇的な物語が好まれるとき、現実は悲劇である。

37
「情報社会に生きてるのだぞ?どうでもよい話から、聞きたくもないことまで勝手に入ってくる・・・。馬鹿正直に真正面から全て受け止めていたら身がもたぬ。適当に流せる器量をもてば、今よりももう少し感情も穏やかになろう」

38
「弱者を虐げた世界に、未来はない。なぜだか教えてやろうか?・・・弱者を排除し、強者が残ったとしても、その中から弱いものが生まれるだけだ・・・その先は、解るな?」

39
「俺も、、俺だってずっと言いたい事あったよ!お前と一緒にいられるようなカッコイイ男になろって!
ずっと護っていけるような強い奴になろうって!努力した!俺なりに頑張って!!
やっと自信が持てるようになった!やっとお前に好きだって!ずっと、ずっと大好きだったって!言えるって、、そう、、そう思って・・・っ!!」

40

「わたしは、見えなくなっちゃうけれど、ずっと純くんの傍に居るよ・・・。
だから、幸せになって・・・・。私のせいで純くんを苦しめちゃったのに、、こんなお願いするなんて酷いよね。
でも、でも、お願い、私の分まで幸せになって・・・・」

41
卒業式の日に、劇的な告白とかも考えたんだけど・・・・やっぱり、、心の準備というか、覚悟というか・・・・学校を卒業したら告白するんだと言っていた割には、いざそうなると、なかなか・・・・ね。


42
(人を殺して、人の幸せも奪って、家族も廻りも全部偽りと嘘で固めて騙して、自分さえも騙して・・・・かわいい笑顔?優等生?・・・・馬鹿じゃないの!?そんなのぜーんぶ嘘じゃない!?人を欺(あざむ)くための嘘!)

43
「わたしとよく似た少女が、最期に書いた物語の言葉で、この物語を閉めようと思う・・・。
彼女はもう、この世のどこにもいないが、わたしとよく似た少女だ。そして、忘れもせぬ彼女とも、どこか似ていた、そんな少女の言葉だ・・・・わたしが、死なせてしまった・・・・一人の、少女の言葉だ・・・・」

44
「君は独りじゃない・・・・みんながいて、誰かがいて、きっと君を必要としてくれる人がいる・・・・だから、諦めないで、生きることを諦めないで・・・・。
今は立ち止まっているけれど、君はまた、書くことができるようになるから、君はまた、動くことができるから・・・・今のままで終わらないで・・・・私と君との 約束 だよ」

45
「愛とはなんであろうな・・・?・・・・優しさとは、何であろうな・・・・苦しむものに手を差し伸べ助けることも優しさであり愛ならば、苦しむ者を介錯する優しさと愛もある・・・・さて、どちらが正しいのだろうな?・・・・自らが正しいと思う方をとれば良い、そして、それをぶつけてみればよい」

46
「・・・・正義とは、なんであろうな?・・・・勝ったものが正しいのか?負けたものは間違っていたのか?・・・・負けたものが間違っているのならば、勝った方は正しいのか?・・・・時として、勝ったものが間違っていることもある。 戦争とは所詮、お互いの正義がぶつかり合う事に過ぎない」

47
「神と呼ばれる少女は、最期に語った。世界の和は、いつか必ず乱れる。だが、その理(ことわり)を忘れさえしなければ、平和と安らぎは続くだろう。願うならば、二度と私の眠りを妨げる者の無きように、と・・・・」

48
「リュートを壊され、それでも歌をやめず、手拍子でリズムをとりながら、歌い続けたのさ。やがて、指をつぶされ、腕を折られても・・・それでもあいつは、最期まで歌い続けたのさ。ドラゴンとそれを護るために戦った男の歌をドラゴンと人間が共存してゆけると、歌い続けたのさ・・・喉元に剣を突き刺されるその瞬間まで・・・」

49
「悔い改めなさい・・・。これがあなたたちが犯した罪・・・そして、私が犯した罪。今生、来世、永久に忘れることのなきよう」

50
「すばらしい名刀じゃ・・・だが、わたしはこの刀を戦場では使わぬ・・・いや、使えぬ。なんとも、悲しい気を纏った刀よ・・・」

51
「この刀、悲しさをすごく感じる・・・だけど・・・同じくらい、誰かを護りたいって、そんな想いも感じる・・・」

52
(真実は、残酷。教えなければ、知らなければよかったのかも、連れて来なければ、よかったのかも、そうすれば、そうすれば、ジェナおねーちゃんはどこかで生きていて、約束をやぶっちゃったけど、ちゃんと、どこかで、生きていて、それで、わたしが変わりに・・・)

53
(ううん。そんなのは、違う。やっぱり、本当のことを知らせるべきだ、やさしい嘘、は、現実より、もっと、残酷だ。いつか、帰ってくると信じて、ずっと、ずっと、ずっと、まっていたアリサおねーちゃんを、わたしも、ずっと、見ていたじゃない。だから、、これでよかったんだ・・・・)

54
「アルテリアス聖騎士団 団長 グレン・アルトナム・アルテリアス・バルダムはそんな奴じゃないって、彼言ってたって、、その瞳に嘘はなかったって!!あなたは、あなたはいつまで逃げるの!?」

55
「人はそうやって、やりたくないことをやっていって、気が付けば心を病み、気が付けば冷たくなっていく、か・・・。傷ついた獣は、自分の傷しか見えなくなる」

56
「子供の時のモラルというか道徳心から、、そんな自分は間違っていると思っている、けど、社会で生きてゆくには、そんな強さも必要なんだとも思う・・・
そうならないと、社会で生きていけないんじゃないかって・・・だから、どちらにも転べない、中途半端になってしまった」

57
「お前は、、白か黒かってことに拘りすぎている、混ぜてもいいんじゃないか?ああそれと、中途半端は 混ざっている じゃなくて 迷っている だからな」


58
「あの男は、そんな男でした、肩書きなどは関係なく接する男でした」

「わたしも嘗て、諭された覚えがある・・・・お蔭であれ以上の間違いを犯すことはなくてすみました」

「いまでも思い出しますよ・・・・」

「やつらは、敵なんです、あまり甘くすると付け上がり、部下が危険に晒されます」

「そういった、わたしに彼は言った」

「永遠に戦争をしたいというのなら、そうすればいいでしょう、ですが・・・・終わったあとのことをお考えください」

「・・・・それだけで十分でした・・・・わたしに彼は、敵もまた人間で、同じ人である、ということを思い出させてくれました」



59
「・・・・あの男は、、炎の様な男でした、、、冷静な中に熱い炎を宿した、そんな男でした」

「彼がわしを救ってくれた・・・・敵の部隊をかく乱させて、わしのいた部隊が逃げる時間を稼いでくれた」

「だが、、そのせいで、、彼は死んだ・・・・わしがこうしてここに居られるのも、、紅零(くれい)の、彼のおかげだ」

「・・・・わしにできることなら、なんでも申し付けてくだされ・・・・」

60
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あの人は死んだのだから・・・。立ち止まったままの一つの葦(あし)が、風に揺れている。忘れ去られたように、立ち止っている・・・。

季節は流れ続ける。その葦を置いて・・・。

あの人の面影は擦れて(かすれて)ゆく。それでも心は変わらない。声も、姿も、忘れても、思い出だけが、一人ぼっちの葦を生かす。

あの人は死んだのだから 確かに死んだのだから 死んだのだから・・・。

あなたを置いて 逝ってしまったのだから・・・。


一人ぼっちの稲穂が、風に揺れている。

雨が降る 雨が降る。

つめたい つめたい 雨が降る。

葦は、一人ぼっちで枯れてしまった。



・・・風が吹く。

あの人は死んだのだから・・・。

鳥が囀る(さえずる)。

確かに死んでしまったのだから・・・。

雨が降る 雨が降る。

つめたい つめたい 雨が降る。



風が優しく穂を撫ぜる。

あの人は、風になったのだ。

鳥の声が、空に舞う。

あの人は鳥になったのだ。

冷たい雨は 私を濡らす。



鳥が囀る ごめんね と言っているみたいだ。

風が吹く 優しく 頬を撫ぜる。

雨が降る 雨が降る 優しい優しい 涙の雨が・・・。 

一人ぼっちの稲穂は 一人ではなかったことを 思い出す。

穂は歩く 雨に濡れて 風に揺られて 鳥の声を聞きながら・・・。

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61
「ほぅら・・・どうしたんだい?恥ずかしいのかい?今更だね・・・君はもう、どっぷりと肩まで浸かっているのさ、さぁ、今日はこれだ、いつもよりも少し太いが、大丈夫だろう。では、言ってごらん・・・何処にコレがほしいのかを、ね・・・」

62
「人語を話すな豚!汚い手で触れるな!!・・・存在価値の無いゴミ屑が!!今すぐ、この地上から消えて居なくなればいいものを!!・・・?なに顔を赤らめて・・・気をやったのか?とんでもない変態だな・・・」

63
「罵られて感じているんだろう?そういうのはドMの変態なんだぞ・・・?だが、なぁにそれでも、大丈夫だ、、私がこれからもキッチリ躾けてやる」

64
「あ、それ、使うんです、か?・・・い、いいですよ・・・ちょっと、大きいです・・・けど・・・え、一気に全部!?・・・そ、それは・・・っ!はぅん!!・・・全部、はいっちゃい、、まし、、た・・あ・・」

65
「いいわ、足をもっと開きなさい。貴女は、ここが弱いのね・・・ふふ、こっちはどうかしら?ほら、こうやって、、抓(つね)ったら、どうかしら!?いいわ、ほら、上のザラザラした所とそれと、ここも、、全部感じさせてあげる!!」

66
「私とワルツを踊りませんか?あなたが一緒にワルツを踊ってくれれば、私も・・・。だから、今は一人きりで、踊っているあなたに、もう一度・・・私とワルツを踊りましょう」

67
その者は、月光にて照らされり。真紅の瞳ですべてを射抜き、真紅の爪にてすべてを切り裂く。その者、紅き生き血を啜りけり、啜りし者の魂囲わん。その者、やがては吸血鬼の王となる、真の名前はいずれも知らぬ

68
愛はすべて、愛は慈しみ、私はすべてを愛した、この世界の生きとし生けるものすべてを・・・やがて、愛は狂気となった、私を包むのは慈愛という名の狂気と狂宴・・・

69
「恋池、ここで告白した恋人は幸せになる。ここにくると 、いくつものあの日を思い出す。・・・ここで、この場所で僕はこの指輪を君にプレゼントした・・・。昨夜それを返された・・・。この思い出の池に、この指輪を置いてゆこう・・・」

70
「俺はずっと、お前の事を見ていた。幼馴染だから、近すぎて気がつかなかった。けど、気づいたら、俺はお前を見つめてた。好きだ、、付き合ってくれ・・・。いや、、でも、無理なら無理でいい、お前の本当の気持ちを聞かせてほしい・・・」

71
性欲があるから、好きになるのか、精神的な安らぎがほしいから相手がほしくなるのか、それとも、自分を認めてくれる誰かが欲しいのか・・・はてさて

72
「ようこそ。ここは幻想世界・・・そこにある、海の底の竜宮城さ。アマテラスの管轄外には何があるのか、興味はないかい?」

73
「みんなの為?・・・お前を利用し、自分たちの保身しか考えない奴にさえも、お前はその慈愛をそそぐのか?・・・俺たちの為でもある?・・・お前一人が犠牲になれば・・・そうか・・・。大した自己犠牲だ・・・。じゃ、俺と一緒に来た奴等の、お前を牢獄から救うために命をかけた奴等の、ここにいる奴等の代弁をしようか・・・ほかの誰かの為に犠牲になれるような、偽善でもなんでもなく、本心からそれをやることのできる、お前のような・・・そんなお前のようないい女を!!あんなゲス共にくれてやるわけにはいかねぇんだよ!!・・・お前が犠牲になることで、それで良いという奴らもいるが、そうすることによって、なにもできない、しようとしない自分はクズなんだと思っちまうやつらがいるのも、理解してくれ」




74
「・・・宗教や神など信じないって、最近の人々は言ってるね・・・。・・・科学と社会という宗教を信じさせられていて、自分達が信仰しているということにすら気が付いていないわけだ・・・くふふ、おもしろいね?
・・・あ、ちょうどいいところに人間が^−^ねーねー、最近の人って宗教信じてないみたいだけど、それってなんで?
・・・宗教なんて人が作った神様とか仏様だから?・・・じゃあ聞くけど、君たちの道徳的観点とか正しい正しくないの基準って何?
・・・え?法律とか憲法・・・?ん〜・・・それも誰かが作ったやつだよね?・・・くふふ、変なのw・・・ん〜?神様って本の世界とかの話だから、会ったこともないし信じられないって?
・・・じゃあさ、歴史上の人物とか偉人さんとかだってそうだよね?会った事ないでしょ?なのに、新撰組とか のぶなが〜とか実際にいたって信じてるよね?
・・・君たちの信じる信じないの基準ってな〜にwくふふ、おもしろいねw」



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75
「失敗をするやつは経験がない奴だ。同じ失敗を二回する奴は馬鹿だ。3回目はわざとだ。それ以上やったら?あ〜それは依存だね」

76
「俺等の星では天才が生まれないって、お前等に言われて、俺もそう思ってたけど、実際は違った。天才しか生きられないんだ。だが、その天才も息苦しさを感じている。お前らを見てると、本当の生き方について、考えちまうよ」

77
「ちょっとそこにねっころがって、足上げてみてくれるか、そうそう、そんな感じ、って、ちょっと待ってろ、長時間その格好でいなきゃなんねーからな、背中になんか当てるものをっと、、おい、クッションどこだ?あ?・・・絵のモデルでここまでするなんて売女(ばいた・ばいじょ)みたいなもんだから、気なんか使うなって?・・・おいおい、金払えばなんでも許されると思うなよ?それが許されたら、お前を殺したら金くれるって奴がいたら、やっちまってもいいってことになるぜ・・・、っと、あったあった。これでよしっと、なるべく早く当たりつけちまうから、ちょっと我慢してくれな」



//////死教 シリーズ//////

78
寝ているときが一番良い。なにも、考えずにすむ。・・・死者を起こすという事は、寝ている人間をたたき起こすことに等しい

死の聖なるかな 死こそ幸せ 死こそ救い 死こそ安らぎ。我が死教において、死は最期の綱であり、最期の救いである。どのような者も、死ねば、、安らかに眠れるのである。
悪人だろうと、聖人だろうと、ただの人だろうと・・・全てにおいて、確固たる絶対的な事柄であり
そして、死に方はどうであれ、平等に訪れるもの・・・それが死なのだ。
永眠こそが、唯一絶対の救いなのだ。
これだけは、何人たりとも、、例え神であっても、冒してはならないものなのだ。
だからこそ、我が死教においても、ネクロノミコンは・・・死霊術は禁忌なのである。


79
死こそが救い。死ねば楽になる。それは間違いではない。
生きるのは苦痛、努力、根性、精神、押し付け・・・それも正しい。
物事とは全てにおいて正しく、そして、全てにおいて間違っている。
自分自身がどれを正しいと思うか、、思い込むか、それだけだ。

今の世の中が正しいと思っているのならば、それに相反するものは全て殺せ。
それが間違っていると思うのであれば、悪魔にでも外道にでも、そして、鬼にでもなりてそれをなせ。

己が正しいと思う道を成すには、犠牲が不可欠である!!

銃のない、血の流れない革命など存在しない!!
敵とみなした相手は殺せ!!
気に入らない上司が居れば殺せ!
気に入らない奴が居れば殺せ!!
そいつも、そいつの家族も全て!女子供がいて、好みなのであれば徹底的に犯せ!
その後で、犯しながら腹に刃を突き立て、生きたままそいつの目の前で臓物を引きずり出してやれ!

サラリーマンと化した警察から銃を奪え!・・・自らを否として認めぬ輩に、紅蓮の矢を打ち込んでやれ。

それができぬのであれば、お前は、人としても、生き物としてもゴミだ。
何の価値もない、不満ばかりたれて死んでゆく、その辺の糞尿と変わらん。
・・・いや、糞尿のほうが、肥料になるだけまだマシか、ははは・・・。

・・・怒りが湧くか?・・・お前が本当に守りたいものは、なんだ?

綺麗ごとでは、何も成せぬぞ、誰も犠牲にならずにすむ方法?
そんなものは、存在しない。夢は、、夢だ。覚えておけ。


80
現在、私、独りだけの教団 死教 これの理は、世の中に絶対はない、あるのは必ず死ぬということだけであり、故に、死は安らかな眠りでなければならない・・・を信条としております。 その安らかなる死を迎えるためにはどうすればよいのかを、みなで考えてゆこうではありませんか。


81
我が死教は信者の募集はしていないのです。教祖とは名ばかりであり、死教の信者は私独りであります。自分自身の悟りを開くための宗派なのです。
本当に能力のある者ならば、その教えを他者に向けることもできましょうが、私は信者を集めうるような魅力もカリスマ性も持ち合わせてはおりませぬ。
それでもよろしければ、わたしの、強いては我が死教の教えを述べさせていただきましょう。

では、僭越(せんえつ)ながら、、もうさせて頂きましょう・・・。

誰かを否定し、理解しようとしないものには悟りは訪れない。この世に絶対があるとすれば、それは、人には必ず終わりがあるということだけだ。それ以外に絶対は存在しない。故にわたしの言う他者を理解しなければ悟りは生まれないという理も、絶対ではない。・・・つまり何が言いたいかというとだな・・・。己で考えよと言うことだ。 

我が死教は矛盾も信条としている。そこに答えは無いからだ。考えに縛られるのもよくは無いが、考えることをやめるのもまたよくはない。故に 死 以外に絶対など無いのだ。

人と比べるのはやめるのだ。個人個人で力量や得意分野は違う。我が教の悟りというのは己を律することなのだ。
それは他人と比べていてはできぬ事。他人は自分ではないのだぞ?
他の者を批判する前に、自分を省みる(かえり)といい。
・・・自分の言っている事が、正しいとしたとしても、それはその者の正しさなのだ。
どこまで人を許せるようになるか、それこそが大切なことなのだ。
無論、どうしても許せぬことがあるだろう。そのときこそ、自分の中の正義が試されているものと思え。
正義が悪に堕ちうることなど、簡単に起こりえるのだ。

などと、偉そうに申しております。ですが、私自身もまだまだ鍛錬中の身の上、恐れ多い事と申しますが、少しでも思う所があるのでしたらば、心にとどめて置いてくれればと、思います。



82
夢はみているだけでは叶わない、追いかけ続けたものだけが、それを叶える事が出来る。これは、自分自身の言葉なのですが・・・確かに、見ているだけでは叶わないのは間違いないのですが「何故叶わないのか?」「これだけ頑張っているのに・・・」などと叶えることを目標にしすぎると無理が祟ります。
ビールは勢いよく注ぐと、一杯にはなるが泡だらけになる。この泡が希望を叶えるために無理をした結果であり、美味しい部分は少なくなってしまうのだな。ゆっくり注げば、時間はかかるが、美味しいビールが飲めるなぁ〜・・・などということを、先ほどの言葉と共に自家製ビールをビンに詰めながら考えもしていたんですよ。


83
「ほかの誰かにできることができなくて悔しいか?・・・だがお前にはそれはできない。出来ない事や適正の合わない事を無理にやる必要はない。それは無い物ねだりだ。・・・そんなことを無理に続けていると、手に入るものさえ失ってしまうぞ」

84
時折、宗派をもっているのに、信者を持たぬのはなぜなのか?と、問われることがあります。
その都度(つど)にわたしには、そのような裁量も器量もないと申し上げているのですが・・・。
それが、なぜなのかをここで、公言いたしましょう。

わたしは、思考という波のなかを漂っているからです。
感覚、や、感性で感じることは、昔よりはできるようにはなりましたが、それでも、思考の波を漂っているのです。
思考の制御がややできるようになった、その程度の事しか成しえていないのです。

思えばわたしは、思考に支配され続けていました。これは、もう一人の自分なのです。
それを自我と呼ぶのか、それとも、流された思い込みなのか・・・。それすらもわからぬのです。
それでもわたしは、擦り付けられ押し付けられた、自分ではない別のなにか・・・を感じ、それに支配されたおのれ自身に対し、何かが違う、と思い始めたのです。

思考を捨てよとは申しませぬが、思考に支配され続けていたのではないかと・・・それに気がついた所であり
わたしは今だ、考えない無意識とは違う、別の視点を心の目でみられるようになるまでには、いまだ、いたってはおらぬのです。

人生は、鍛錬であり、修行なのです。理不尽なことに怒り、思い通りに行かぬ事に憤り(いきどおり)
わたしは、何度も道を踏み外しております。

今でも、踏み外すのです。おのれを律することができぬことがあります。

信者や弟子を持つなどということは、この程度の者にはできはしませぬ。

人に教えを説くという責任を果たすには、私は未熟なのです。

それでも、このように耳を傾けてくれる人々がいることに、頭(こうべ)を垂れ、日々を生きております。


85
不変的なことは存在しない。人は今のままでいいのか?もしくは今のままがずっと続けばいいと思っている。
今が良いのならば別に良いが、変えたいと思っていて、それ故に焦りがあるのであれば、覚えておくといい。
10年後20年後、まったく変わっていないなら奇跡だ。変わらない事はない。故に人は不変的なことを恐れ、また、憧れるのだ。


////おいらシリーズ////

86
「虐めかぁ。中学生のころまでは虐められてそのときは嫌な気分になったけど、引きずる事は無かった。問題はアルバイトとかしだしてからだなぁ、子供を注意している社会や大人はそんなことしないと思っていたのに、裏切られたね。まぁおいらは、自分で腹を切るよりは討ち死にを選ぶけどね〜。それにおいら、前科あるからねぇ〜。ん?なにやったのかって?一度目は殺しだよ。二度目?放火だよ。3回目?やっぱり殺しだよ^^」

ん〜、詳しく聞きたいって?一度目は、通り魔だったよ〜、相手の顔もよく覚えてないなぁ・・・。むしゃくしゃして、誰でもいいからって目に付いたのやったから。・・・八つ当たりじゃないかって?そうだねぇ〜^^
でもさ、虐められる側にも責任があるって言うならさ、八つ当たりされる側にもなにかしらの責任があるんじゃないかな?^^」

次の放火は、気に入らない上司の家に火をつけた^^。で、26歳の女と6歳のガキをこんがり肉にした!・・・そのときのそいつの顔、思い出すたびになんか、してやったりな気分になるよ〜^^うふふん
・・・でもさそのあと、捕まっちゃってwなんでかって?その気に入らない奴がさ、後日?別の女と幸せそうにあるいてやがんのwで、ムカついて、刺しちゃったwで、捕まったわけw・・・まぁ、まえの二つのはバレてないから、適当な期間で出て来れたんだけどね〜wあはは^^」


87
「なぜ人を殺してはいけないのかって・・・?う〜ん、そうだね〜。本能でそうだと刷り込まれてるからかもしれないね〜。ほら、動物でもさ共食いは異端じゃん?それと同じでさ、同じ人間だから駄目なんだと思うよ〜
それでもなぜ人は人を殺すのかって言うとね。仲間じゃないから、同じ人じゃないから、そう思ったら、人は簡単に人を殺せるんだよ〜。あいつらは敵なんだ人でなしなんだ、人じゃないんだって思い始めたら簡単だったよ〜おいらがそうだったもん^−^」

88
「あー・・・警察ね〜。なんかあったの?カッターナイフを持ってるだけで、警察署までつれてかれて注意された?あー・・・自衛の為にって何かもってるとパクられるからね〜。
やくざと癒着してるくせに?自分達だって銃持ってるくせに?うん。そだね〜、何か無いと助けてくれないからね〜、死んじゃったり怪我してから助けてもらってもね〜。

武術とかボクシングでも自衛のためにって
殴ったら自分が悪くなるからね〜、自分の身を護るすべは無いよね。あ!それにね、警察ってさ、暴力団根絶〜!とか掲げてるじゃん?あれは嘘だからね〜。警察からしてもやくざからしてもお互いがなくなると困るんだよ〜。

なんでって? 世の中には絶対に社会についていけない、まじわれない人たちが居るでしょ?これなくせっていうのは戦争なくせとか競争をなくせと同じだと思うんだけどね、やくざって、そう言う人たちの受け皿なんだよ〜。

で、警察にとっては、受け皿がなくなると、ゴキブリが一斉に野に放たれるようなもので、探すのが大変になっちゃうんだよ〜、で、やくざからすると、自分達にも手に負えない奴らを法によって正義の名の元に殺してくれる人たちが必要なわけ〜
ま、そんなわけで、世の中って、バランスが取れてるんだよ〜。まぁ、注意だけですんでよかったじゃん。・・・おいらなら殺しちゃうけどね^^そうすれば警察から銃とれるし、あはは!」

89
「・・・今の時代、昔と違って、がんばればその分よくなるってことがない・・・まぁいってみれば、報われぬ努力を課せられる地獄に近いよね。・・・でもさ、無限地獄のように思えるけれど、たぶん長くは続かないよ。
 そのうちに機械が変わりになってくれると思う。人は無理に働く必要はなくなるだろうね。けどね・・・争いはなくならないんだ。機械に命が吹き込まれ、それを 人間 だといって人権を主張する人々と、機械だから人権なんてない、物と同じだと主張する人たちが出てくるんだ・・・そしてやがては、純粋な心を持った機械が、、人を滅ぼすんだ。・・・これは、おいらの妄想だけどね〜^−^」

90
「・・・そうだね〜、彼女は確かに無職だね〜。でも君、彼女が普段やってることできる?料理に洗濯、買い物に、起床時間もちゃんとしてるし、家計簿もつけてる・・・他にも、PCの修理を自分でしたりとか、壊れた家の物直したりだとか、色々やってるよ。あ、それに小さな畑作って、自給自足みたいなこともしてるね〜。・・・君ってさ、その人が働いてないってだけで、それは間違ってるとか、そんなんじゃだめになるとか言ってるけどさ・・・君は同じ事できる?働いてないからできるんだとか、そういったことはどーでもいいんだ。・・・できるの?・・・できないんだね。正直でいいと思うよ。でさ、おいら思ったんだけど・・・君さ。本当は働くこと意外にできることが無いから、それに依存してるだけなんじゃない?」

91
「ん〜精神状態をなんど立て直しても、そういう人達は叩いてくるよ〜。精神状態が崩れちゃって〜そんな奴等を弱い奴だ〜と罵って〜潰して〜壊して〜何か事件を起こしたら〜飯ウマ!!で、それが楽しいから!それが理由^−^そういうのはね女子高生コンクリート詰め事件起こした奴等と同じだと思うんだ〜^^。それなら、君みたく、ただ社会的に落ちぶれちゃっただけの人のほうが、まともだと、おいらおもうけどねぇ〜^^」



////壊れた英雄シリーズ/////

92
「彼は社会に生きられなかった。それでも、ボランティアをしたり、自分にできることをしていった。だが、それでも社会の 普通 と呼ばれる波は、彼を蝕んでいった。

「強者が弱者を叩けるのは、強者と弱者を分けるためのルールに従っているからに過ぎない、強者だけが必要とされる社会、それは間違っている!弱者と呼ばれるものにも、生きるに値する価値があるはずだ!!」

と、そう叫び続けた・・・。だが、彼の住む世界は変わらなかった。彼は優しいがゆえに壊れていった。彼は軍隊を作った。

「我々には明確な理由がある、これは復讐だ!!日常が、自分達の当たり前が、非日常へと変わったときの奴らの顔を見てみたくはないか!?立ち上がれ!虐げられし者達よ!!」

そう叫び、自らを批判した者達に銃弾を浴びせた。数年の内乱の後・・・遂に彼は死んだ。だが彼は最期の瞬間に幸せを感じていただろう。なぜなら彼と共に戦う者達も、同じ日同じ時にその傍らで死んだのだから・・・。強者・・・普通と呼ばれる者と、そうでない者を分けることについていえば、私は彼の言うことは正しいと思う。そして、武力に訴えたのも、、わからないでもない。・・・惜しむらしくは、彼の声に答えた者たちが多くいたにもかかわらず、その道を進み続けたことだけが、私が彼に対して唯一思うところだった。当時はそう考えていた・・・彼を裏切り、死を迎えさせたことで英雄と言われているが、私個人は一生この重い十字架を背負い続けていくのだよ。・・・君のような傍観するだけの者は実に羨ましい・・・さて君に聞こうか、そうでなくなった気分はどうかね?・・・私は今、彼と同じ極致(きょくち)にいる。・・・彼よりずっと、私のほうが狡猾であるがね・・・」


93
日本の学校についていえば・・・。幼稚園などは、邪魔な子供と言う動物を預ける施設。
小学校は最低限の意思疎通ができるようにするためのもの、中高は先輩や上のものに逆らわないゾンビを作るもの。
大学はそれらのゾンビを使役することを学ぶためのもの・・・。と解釈しております。



94
民主主義に限らず、主義主張というものは、最初は至極全うなものなのです。

私なりの見解を述べれば、民主主義は民衆たちが自分たちの主張などを政(まつりごと)を行う政治家に意見として出し
政治家はそれを反映させてゆく、税金もそうですな、政治家たちは徴収された税金を効率よく分配するのが仕事です。
なので、誰々が偉いなどはないのです。適材適所ですな。

共産主義は、できる者は出来るなりのことを、出来ない者は出来ないなりに、手を取り合って差別偏見無くやっていこう
と、言うまぁ、理想的な主義であり・・・言い方を変えれば、お前の物は俺の物、俺の物もお前の物、全ての財産は皆の物となるのですが
悲しいかな、まだ人類はそれを受け入れられるほど成熟はしてないのでしょうな。

そして、共産主義と真っ向から対立している、資本主義。
私はこれを嫌悪していますがね・・・。元は市場から生まれたものであり、金があれば自由に会社を作り人を雇うことが出来るというものですが・・・。
資本主義もまともに解せば、どのようなことでも、努力した者や成功した者には、見合った報酬が支払われるべき、、ということだと解釈してはおります。
ですが・・・自由にとは言うものの、目線がすでに弱者の目線ではなく、上からの目線から作られたものですがね。
それでも資本主義でさえ、弱者を虐げた世界に未来は無いということを理解しておるでしょうな、手足となる奴隷がいないと成り立たないのですから・・・。
そしてこれは、あくまでも経済という一角のみの主義なので、人間性はまた別問題なのです。そこが私が嫌悪する所以(ゆえん)ですな。
もっともいい会社を作るには人間性が必要不可欠なのですが、、金と力こそが全て、それがまかり通ってしまう主義でもあるのですよ。


民主主義は国民の自由と平等を、共産主義は助け合いと共存を、資本主義は権力者の自由と名声を目指したものですが、社会主義はまた別の観点ですな。
資本主義のように個人だけの物でもなく、民主主義のようにただ自由なわけでもなく、共産主義のようにただ助け合うだけではない・・・。
こう言うと別の意味にとらわれるかもしれませんが、管理社会といえばよいでしょうかね。
資本主義の場合は独立志向や個人の力量が反映されすぎて、着いていけない会社や人間が出てきてしまう。
管理しなければ、結局は人は争う生物ですから、余計な戦いが起きてしまう・・・。
それでは資本主義の駄目な部分と同じではないか?との考えに行き着き、それを国で管理するということにした。
そうする事により、国内での国民や会社同士での争いは無くなり、国が豊かになるだろうという考えですな。
しかしそれをなすには、民主主義のような国民が自由すぎるのはまた、問題であるわけです。
失業者を出さないように、身体的なものから働けない者はどうするのか?など管理する側の国がまともであれば、悪くない思想ですな。

先ほど話した共産主義は、社会主義を更に発展させた形のもの、国が豊かになり、豊かになれば一々争う必要は無くなるだろうと
そしてそれが、世界中にいきわたれば、戦争も競争も無くなり、平和な世界が作られるだろうと、考えたのでしょう。
まさに今の競争社会では実現不可能ですな。

これは宗教にも言えますが、どの主義も、生まれたてのときは、理想的であり、人々のためにを掲げて作られたはずなのですがね。

英雄や偉人たちの理想を壊すのは、いつの時代も民衆なのですよ。
・・・ですが、その英雄たちも嘗てはただの民衆だった者が殆ど・・・。
英雄を作り上げるのもまた民衆なのです。
次は、私から、あなたに質問をさせて頂きましょう、この違いはなんでしょうな?



////シリアルキラーになりきれなかった男シリーズ////

95
「おれ、生活保護者は犯罪者と同じとか、弱者は死ねというのをネットで見てムカついてるけど、本心を言うと、面と向かって言ってくる奴を待ちわびてるんだよね。弱者やニートと馬鹿にしてた奴に殺されるのはどんな気分なんだろうとか考えてさ、だから外出るときは必ず武装してるんだ」

96
「ジョフリー・ダーマー然り、男色趣味のシリアルキラーもいる。女性が好きそうなネタも多いし、普通に興味をそそられる内容が色濃い。経営サイコパスには嫌悪感を覚えるが、一般のシリアルキラーには憧れにも似た興味を覚える。人を惹きつけてやまない、謎の魅力が彼等にはあるんだ」

97
他人が気になり、誰かの目を気にする奴、その筆頭なわたしが言うのも変ですが、満たされていれば人が何をしていようが気にしないのかも知れません。満たされてないからこそ、攻撃的になる。頭の中が冷静になるほど、くだらないという感情と共に、何かあれば殺してしまえばいいとタカをくくり始めた私がいます。


98
「努力しろ?もっとがんばれ・・・?・・・努力すれば報われる?・・・そんな時代は終わった!!!いつまで高度成長期のバブルのままでいるつもりだ!!!今の俺たちは、命を会社の部品とみなされる、歯車だ!特攻隊のようなものだ!!
・・・いや、特攻隊のほうが、家族の為、国の為という大義がある分まだましだ!俺たちはそれ以下だ!ただ生きていくためさ!今の世の中、家族を作るのは老後の面倒を見させたいためだろ!理由があるならまだいい!ただ欲しいからとまるでペット感覚で子供を作りやがる!!
そんなのが家族か?そんな奴らを守るために戦えるのか?答えは否だ!結局は金の為さ!自分が生きてゆくためさ!
・・・違うか?そうだろ?・・・努力すれば報われるだと?叶わなくても努力するのが当たり前?当たり前のことができて偉ぶってるお前らが、俺みたいなクソニートと同レベルの綺麗ごと並べてんじゃねぇよ、思考停止野郎どもが・・・。
野球で努力すれば、みんなイチローや松井みたいになれるってのか?芸術で努力し続ければ、死んだ後にでもゴッホみたいになれんのか?・・・くそが・・・ま、思考についていえば、イカレてるのは、俺も同じか・・・」


99
「精神状態がね、最近調子がいいんだ・・・。で、思い出したんだけど、気に入らないマネージャーのバイクに細工したときも、警備員の目を盗んで会社にナイフを持ち込んだときも、気に入らない上司の後をつけて家に火をつけたときも、遊園地に刃物を持ち込んだときも、みんな冷静だったときなんだよね、もちろん誰にもバレてないんだよ。精神状態がおかしかったときは無駄に怒ってパンクしそうになってたけど、最近ね、なんか、頭が静かなんだ・・・。もしかしたら、僕はラリってた方が、安全なのかもしれないね」


100
ニートに然り、最初からそうであったわけではないと思うんだよね。情熱のない子供なんていないでしょう?稀にいるか・・・。それもなにか 理由 があるはずだ。犯罪者が反社会的行動をとる前にもなんかあったはずだ。何かをするのに理由がないのは実はとても怖いことなんだ。そんなものは本能でする恋愛くらいでいい。

理由が必要かどうかではなく、無いわけがない、無くてはならないんだ。人間というのは、理由を探したがる生物だ。幽霊のようなものを、科学という宗教の名の下に、科学的に 根拠 がないから存在なんてしないという。だが超自然的存在を完全に否定することはできなかった。科学的以外に否定する 理由 がなかったからだ。

幽霊があれなら・・・ふむ。わかり易い例えをだすならば、 運 だろう。 運は科学とかで説明はできないからね。どちらにせよ、普通の人にとって、理由がない行動というのは、、恐怖なんだよ。


101
「おめぇよ、聖人君子みたいな奴がサツをやってる、とでも思ってんのか?・・・俺はな、ニートや社会を恨んでる奴らよりな、おめぇみたいな、表じゃ善人ですって顔して、裏じゃぁあくどい事やってる奴らのがゆるせーねーから、刑事(でか)になったんだよ。おめぇが裏でなにしてんのか、俺らが知らねーとでも思ってんのかい?DVに児童虐待、人身売買に児童売春、ほかにも色々あるよな?全部洗いざらいてめぇの埃、晒してやんよ」

102
社会が悪いのは会社が悪い=(イコール)国が悪いからの、政治家が悪い、政治家が悪いのは誰のせい?国民だ!俺は悪くねー!最終奥義自分を変えろの自己責任だ!自己の責任だけで全てが決まるわけか!?それなら法律もいらねーぶっ殺してやる!なんでこんな危険な奴を野放しに!!やっぱり国が!!と、みんなであーだこうだと争っている・・・そろそろ、この不毛なおわらぬ連鎖を終わりにしないかね?


腰に手を伸ばす。いつもはナイフを入れていたそこには、2丁の拳銃。僕は、そいつの顔面に銃弾を撃ち込んだ。正面には小さな穴、弾が突き抜けた側は割れたスイカ・・・そいつはスローモーションの様に崩れた。
人を撃ち殺す感覚。FPS(エフピーエス)のゲームと同じだ。ただ、急所を、狙って、撃つ。
けど、俺たちの挽歌(ばんか)のマークや、病んだ狂人のように、笑うことは無かったし、明日に向かって撃てのブッチとサンダンスキッドみたいに真剣な顔でもない。ただ、無表情に、僕は 敵 を撃ち続けた。
弾が無くなった、でも相手はまだいる、弾倉は爆弾になっている、抜き出してスイッチを入れて、数秒後に投げる・・・。
アニメやゲームのように、人が飛ぶということはなかったけれど、赤い何かが飛び散る。
弾倉を交換する・・・作業のようだ・・・自分より強くて、怖いのに、銃があるとこんなに簡単なんだな。


103
ほう、今の国のあり方が許せない・・・。
国を変えたい・・・立派ですね。
ですが、一人の人間の思想を変えるのでさえ難しいのですから、国を変えるなんてことは私ならできませんね。
いっそ、色々な世界を見てきたらどうでしょうか?主義が違う国もあるでしょうから、貴方にあった国も・・・。
ふむ・・・国を出るにもお金はかかる・・・確かに、お金は必要ですね・・・。
言葉も通じないでしょうし、パスポートを作るのでさえ20〜40万くらいかかりますからね。
ですがね、法を守るも守らないも、貴方しだいですよ。
パスポートが無いなら、密入国でもすればいいし、金が無いなら奪えばいい。
綺麗事だけで何かをなせると思ったら、大間違いですよ。
それでも、綺麗でいたいのなら、大仰(おおぎょう)なことなど言わずに、誰かに頼るなりして、ひっそりと生きるほうが楽ですよ。
人の世話になってまで生きるなとか、寄生虫などと言われるかもしれませんが、少なくとも、私のように何人も殺した者よりは、綺麗でしょう。




104
日本の国民は選民思想である。自分は特別だ、自分は弱者ではない、選ばれた人間だ。そう思っている。
だが日本の選民思想とは、子供がヒーローやヒロインになりたい思想がそのまま残ったものだ。しかも弱きを助けるのではなく、己の正義を固持する為のものだ。

日本選民思想の殆どが、働けない人=生産性のない奴 ということになっている。生産性のない奴は死ねという言動も良く見受けられるが、これは植松聖( うえまつ さとし )と同じ思想である。
もっとも 一般ピーポー 一人の生産力など、どれほどのものかと思うが・・・。

障碍者、生活保護、精神病者から始まり、無職やニート、専業主婦になり、その次は、シングルマザーや低所得者、その次は・・・。となっていくのは目に見えている。
本当に必要がないと思うのであれば、法的にそう決めてしまえばいいが、どうも国民の思想と国の思想は違うようであるな。


優生保護法 という 劣悪遺伝子排除法 のような法律が1996年までこの日本には存在していた。これが日本に選民思想が根強く残っている原因だろうと私は思っている。
優生保護法、簡単に言えば、障碍者や病気の人の子宮摘出手術やら避妊手術などを本人の意思など度外視で勝手にやっていいというものだ。

まさに、人権問題なのであるが、日本ではこれを国が許していた。
海外、ことヨーロッパにおいては、ナチスがまさにこれをしたおかげで廃れていった考え方である。
にもかかわらず、たった21年前まで、この国には、この法律があったのだ。

最初は遺伝子に問題がある人だったのだが、改悪されていき、うつ病や双極性などの後天的な病気から、ハンセン病などの人も対象になった。
ナチスでは最終的には「生産性がないのに飯を食う奴」にまでなったわけだ。
今の日本国民の考え方と一緒であるな。
日本には内心、植松聖( うえまつ さとし )と同じ考えの者は多いだろう。

国はこの考えと法律を多少なりとも改めたが、国民はいまだこの法律と、そして、優生学に引き摺られているのであろうな。
凝り固まってしまった思想をかえるのはとてもとても大変であるな。
変えようとしているのであれば、であるが。




105
生活保護者へのバッシング、ふむ、弱者が弱者を叩く構図・・・なるほど、、で、あなたたちは、私に何を聞きにきたのかな?当事者からの考えが聞きたい?なるほど・・・。
わたしもね、色々やりましたよ。マクドナルド、引越し、本屋、ペンキ塗り、ディズニーに、病院の警備員、ガソリンスタンドに冷凍倉庫。他にも色々とね。でも駄目だったな。働けばストレスがたまる、ふざけたマネージャーや上司もいた。社会に合わない自分を責めた。

だが、本当に自己責任だけですむならば、それでいいのであれば、社会や法律そのものもいらないし、周りの人間や親が無くても子は育つということだ。
親しく話していた人の死も経験した。いい人だったよ。
それも踏まえ、色々考えた結果、わたしは社会に生き、それが当たり前とブラック企業をつくりだしている 普通 といわれる人たちが憎くなった。

働くことが当たり前と言ってはいるが・・・実際は、働いてお金をもらうことが、当たり前であって、金をもらえなかったら、あいつら健常者諸君は何もしなくなるでしょう。
故に、わたしは通り魔になった。

生活保護をバッシングしてそれで気がすむならそうすればいいし、いっそ、なくしてしまえばいい。
そうすれば、今の社会に生きて、企業に属することによって生きられる人から、それができない人はそこから奪う人がでてくる。

わたしはね、税金で助けられているから、文句を言われても、まぁ、仕方が無いと思っている節もあると思うのです。
だが、彼らだって人間、ヤクザや犯罪者も人間、人殺しを殺しても同じ人殺しなわけですよ。この辺、わかってる人はいるのだろうかね?・・・。

まぁ、前置きが長くなりましたが、生活保護は絶対必要ない、私はならないということを、面と向かって言う人がいたら、、冷静に考えれば、会社だって、助成金をもらい、シングルマザーやそのほか大勢の人も国からの援助を受けている。
税金とはそういう側面もあるわけですが、それでも、まだ、言うのであれば、わたしは、その人の四肢を切り取り、達磨(だるま)にして、一生人の助けなくしては生きられないようにしてやる。
そいつの家族も、好みの娘でもいれば、尚いい。私は異常性癖でもあってね・・・。そいつの目の前で、大切な家族のケツの穴でも犯しながら、生きたまま臓物を引きずり出してやる。・・・と常々考えております。


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106
「っと・・・あ、すんません。・・・ちょっと肩がぶつかっただけやないですか、そない大声で怒らんといてください!すんません!堪忍してください!て、そない、怖い名前ださんといてください、、ほんますいません。・・・ん?・・・っと、にーちゃん、ちょいとまてや・・・あーやっぱりそうや、これ、この写真の女見覚えあるやろ?どっかでみた面(つら)やおもったんや、あんた、うちの店でツケ溜め込んでくれとるやろ?・・・払えるんかい?おー、そういえばさっき代紋(だいもん)だしとったな?おう?・・・なんや、さっきまでの威勢はどうしたんやこら?あ?五体満足じゃいられんようにしたろか?・・・おぅ。そういえば、うちのもんから聞いたんやけど、あんた、えらい上玉の妹がおるみたいやな?沈めたろか?あぁ〜かわいそうになぁ、にーちゃんが溜め込んだツケのせいで、お風呂場 送りやな〜・・・かわいそうになぁ。・・・なんや、小便もらしたんかい?・・・しゃぁないなぁ、あと一ヶ月まったるわ・・・それ過ぎたら、ほんまにお前の妹沈めんぞこら。・・・あー、あと・・・これに懲りたらあまりでかい面晒すんやないぞこら」

107
「あぁ、私のような傍観者からみると、将官の人間が兵士をどう扱うのか?これは、とても大事なことである。兵士がいなければ指揮官は戦えないのだから」

108
物語を作るに当たって、私なりの考えを述べて置こう。現実においての言いたいことや思想、これを入れるのは大事だ。スパイスにするか、メインにするか、それは個々の自由だが 本当 のことを入れるんだよ。中には作者の姿なんて見えないほうがいいという輩もいるがね。
そこに 現実 という 真実 をいれることによって、読者の頭を混乱させる。これは現実なのか?それとも只の物語なのか?嫌、しかし・・・と考えさせることができる、、なにも考えさせない文学など、それこそどうかと私は思うね。おっと、これは私個人の考えだ。オフレコにしておいてくれたまえよ、ははは。

109
「戦争系のゲームで、ハーツオブアイアンなどがそうだが・・・そこで私は日本軍として、プレイヤーとのPVP(対戦)でも無敗を誇ってきた。
だがそれが正しいのかはわからない・・・。IFの世界で日本を守るために死んでいった人たちを勝たせるために、無敗を突いてきた。そして、いまでは、世界大会でも負け知らずだ・・・。だが、それが正しいのかはわからない。
誰か教えてほしい、勝つことが・・・本当に正しいことなのかを・・・」


110
阿頼地家(あらちけ)

「私達は直系の血を護るためならば、死をも厭わない、盾として使って欲しいとさえ・・・・そう、、そう、願っているのに、護るべき強い者から死んでいった・・・・戦が終り、我らの為に死んでいったもの達に我らがすべき事はその血を絶やさぬこと・・・・」

「だがもしも、我らの血がその思いによって穢れることがあるのならば、我々は甘んじて滅びを賜ろう・・・・これを、阿頼地が、斬魔と、新地の者に対しての誓いとしよう・・・・」

111
新地家(あらちけ)

「長い間隠れ住み、やっと平和になった・・・・我らのことを知る者も、もう多くはないだろう・・・・我らはここを出て新たなる地にて、矢響(やひびき)の血を残そう・・・・」

「そしていつか、何時の日かまた、我等3家は一つとなろう・・・・」

112
斬魔(ざんま)の生き残り

「我らはいずれ滅びるだろう・・・・万物の全てに終りがあるように・・・・だが、、決して我らの誇りと我らの絆は途絶えることは無い・・・・」

「斬魔の血滅びたとしても、鬼となりて汝らを護ろう」


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113
ナレ
美鈴(みすず)が生れ落ちて、共に出てきた鈴を見て、朱空は妻に言った。


朱空
「この娘の名は美鈴にしよう」

美音
「え?・・・・いい名前ですが、それだとあなたの名前が・・・」

美音
「あなたの名前にある文字も、いい字ですし、、もう少し考えておきめになられたら?」

朱空
「・・・・いや、美鈴でいい」

朱空
「ほら、この子の瞳を見てごらん」

美音
「あら・・・・綺麗な真紅の色」

朱空
「そうだろう?・・・・わたしの名は、ここにある」

ナレ
母の名前は 美音(みおと) 父の名前は朱空(しくう)

二人とも若くしてこの世を去っている、母は美鈴を産んですぐに、父はその後を追うように不治の病にかかり、数年後に世を去っている。

美鈴の持っている鈴は生れ落ちたときに、美鈴と共に体内からでてきたという、不思議なもの
父が霊山へと向かい、清めたもの、父はそのすぐ後に死んでいる。

この二人は不思議なことに霊的な力は殆ど無かった、、正確に言えば身に帯びている霊能力は凄まじいがそれを外部に出すことはできないという、宝の持ち腐れのようなものだった。

阿頼地(あらち)の血を引いている、母の美音は霊能力を帯びているのはわかるが、、霊能力が無い、と言われており、事実そうであったはずの、斬魔(ざんま)の血を引いている朱空にまで絶大な霊能力があった、お互いに満足に使えはしなかったが、普通の人間がみてもわかるほど、とてつもない霊力だったといわれている。

その恐ろしいまでの霊気の為か、悪霊などはよってこない為、絶対霊壁と呼ばれていた。

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114
「ねぇ?君、ちょっといいかな?OOちゃんだったよね?・・・何で名前しってるかって?ふふ、どうしてだろう、、ねっ!!
 ひひゃ、これで君はボクのものだね・・・。お目覚め?ボクがずっと君のこと見てたの知ってた?・・・どうしたの?殴られたのがそんなに怖かった?
 口、切れちゃってるね・・・。でもねぇ、これからもっとひどいことになるんだからね?
 さぁ、覚悟、してね?・・・んっ、思ったとおり、初めてだね・・・?いい締め付けしてるなぁ。
 ん・・・いいよ、でもね、もっと締め付けてくれないかなぁ?ね、ほら・・・もっとさぁ!!!
 痛いなぁ、暴れないでよ、、お仕置きしちゃうよ?・・・ひっ、ひひひひ、首絞めたら、すごい、しまるっね・・・んっ、いいよ・・・。
 はは、でもさぁ、真っ赤な顔して、、りんごみたいにさ、気持ち悪い顔っ!!ひゃっ!
 ・・・あれ?・・・・急に、締め付けが緩くなっちゃった。どうしたの?
 ・・・もっと締めろよ!?ああん!?・・・あはは、一々殴られないと駄目なの?君?
 ああ〜、もうイキそうだよ、、、もっと締めろよ!ほらほらぁ!?・・・うっ・・・くっ・・・はぁ・・・。
 ・・・ああ、本当に動かなくなっちゃった。
 いつもこうだ。ボクは、相手が死ぬその瞬間にしかイクことができない・・・。はは、、はははっ!
 ・・・そんな性癖をもっている。そして、これはずっと、ボクが死ぬまで変わらない。
 もう、何人もこうやって殺してきている。なのに、まだ捕まってはいない。
 はは、国家機関様はどのくらいでボクを捕まえられるかな?はは!はははははっはは!!
 ・・・さ、性欲を満たしたら次は食欲かな?肉は新鮮なうちが一番美味しいからね・・・。
 まずは、ここから食べてあげるよ、、ああ、美味しいな・・・ひゃっ。柔らかい肉、温かい血、やっぱりこれが一番だなぁ・・・。
 でも、一回じゃ食べきれないんだよねぇ、だ か ら後でまた料理して食べてあげるね・・・O〜O。ちゃんと全部食べてあげるからね・・・。
 大好きだからさ・・・無駄にしないようにしないと、ひやゅ、ひひゃひゃはははは!!」
 
115
「なぁ・・・。おい、おいって・・・聞けよ!・・・お前に言いたいことがある、一度しかいわねぇから、ちゃんと聞いてくれよ?
 俺は、お前が好きだ、好きなんだよっ!・・・悪りぃ、こういうの言いなれてるように見えるだろうけどな、確かにそうかも知れねぇ
 でもな、自分がマジだってわかったら、急に、照れくさくなってな、OOO 返事を聞かせてくれ・・・」

116
君、またここにきてるんだ・・・。
・・・いきなりで、驚いてるかな?俺は君の事を知っている。
君はまだ俺のことを知らないだろうけど・・・。
・・・ここで眠ってる奴に頼まれたんだ。
君をよろしくって・・・だけど、いくら友人の頼みだからって
君が俺の好みじゃなかったら、そして、俺が君の好みじゃなかったら、お互いに困るだろ?
俺のほうはもう答えが出てる・・・あいつの頼み、だからなだけじゃない、あいつがいなくなっても、君がずっとここに来ていたのを知ってる
その一途な気持ちに俺はやられた・・・。
だからさ、これから少しずつでいい。お互いのことを知っていかないか?

117
ぁあ。愚痴だよ、愚痴だけれど言わせてほしい。甘えの部分も確かにあるさ。ただね、何も知らないその口で、知ろうとさえしないその口で、さも知ったように全てが甘えだと断言してほしくは無い。ただ、それだけだよ。だからなんだと、健常者諸君は言うのかな?実は、両方とも病んでいるのかもね。


118
金の翼と銀の翼がはためく時、再生と滅びの比翼を知るだろう。

銀の天霊が絡め流れ落ちる時、安らぎを知るだろう。

永久の眠りへと誘われる時、儚き想いのその調べを知るだろう。

全てを知りし時、汝、、真の希望を知るだろう・・・その身の滅びと共に!!

メギドス・フォード・メギドス!


119
セリフや台本には色んな書き方があると思うけれど、料理の仕方はそれぞれでしょうが、私の場合は自分の信条や考えをスパイスどころがメインでいれて大味にしてしまうのですよね。その変わり一応中身はあると思ってます。変わりに、大味すぎて、舌にあわない人もいるでしょうね。


120
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ナレ&男:

ジャリーじいさん:

妻;


ナレ
種を蒔く人が描かれた絵が壁に飾られている・・・。
一人の老人と妻である老女が何やらいい争っている。


「こ、この絵は、私のおじいさんの妹が買ってきて、、それからずっと、大事にしているものだと、何度もいっているじゃないですか・・・」

ジャリー爺さん
「ただの絵描きが描いたものがそんなに大事か!生活のために体を動かし働いているわしらのほうがよっぽど偉いわ!!そんなもの、燃やしてしまえ!」

ナレ
妻に怒鳴りつけ、ジャリー爺さんは、仕事先へと向かった。


「あー、おつかれさん・・・そういえば、ジャリーじいさん、絵もってたよな?あれって、まだあるのかい?」

ジャリー爺さん
「あ・・・?ああ・・・あると思うが、それがどうした?」


「いや、あれと同じ人が描いた絵を、どっかの人がえらい高値で買ったとか、聞いてさ」

ジャリー爺さん
「・・・ふ、ふん!どうせたいした値段ではなかろう!」


「いや、それが・・・」

ナレ
とんでもない額を聞いた、ジャリー爺さん。これで貧乏生活からおさらばだ!と、仕事もほっぽりだして、急いで家に帰った。
だが、壁に絵はなかった。

ジャリー爺さん
「お、おい!あの絵は、あの絵はどうした!?」


「・・・今燃えているのがそうですよ」

ナレ
ジャリーじいさんが、目を見開き、燃えているものを見る、、燃える木々の中に、G という文字が描かれた絵画が見えた・・・。


「・・・ふふ、私たちはいま、数百万フランの札束で暖を取っているんですよ」

ナレ
歴史的価値のある絵と裕福な生活、両方を同時に失なわせた・・・まぁ、女を怒らせると怖いという教訓ですな。



////////////三国志や戦国時代/バトル物///////////////////////////

121
「ぜぇい!はぁ!!・・・・右翼、陣形を乱すな!・・・左翼、右翼と連携し敵軍の侵攻を防げ!中央の部隊は我に続け!!!」

122
「我が部隊!守護の王の名を冠する兵(つわもの)たちよ!!姫の為に!!いざ我に続けーーーー!!」

123
「みな、よくぞここまで付いてきてくれた・・・・あとは各自の自由に!生き延びよ!これがわしの最後の命令である!」

124
「ははは!困った奴らだ。ならば、、わしも王として退くわけにはいかぬな・・・・仲間と共に戦場で死ぬのなら本望よ!・・・・みなのもの!ゆくぞーーーーー!!!!」

125
「味方はいない、か・・・ふん、まぁいい、孤立無援というのも悪くない・・・前線、いや、最前線こそ、我等が輝く場所だ!行くぞ者共!全艦隊!!撃ち方はじめぃいいい!!撃って撃って撃ちまくれ!!ひねりつぶせ!打ち砕け!!よーし、いくぞーーー!!突撃ぃいいいい!!!!敵軍を蹂躙せよーーーー!!」

126
「ん?あれは、小早川殿の軍・・・なぜ大谷殿の軍に?はっ!?まさか!?・・・これより我が軍は大谷吉継殿の救援に向かう!!はぁっ!!!」

127
「おのれ小早川・・・三年のうちに 祟りをなしてくれよう!!!!」」

128
「・・・!!ぐっ・・うぐぉっ!がっ!!・・・ぬぐぉおお!!お、おのれぇぃ!!・・・なっ、なにをしておる!!ゆけっ!!ゆかぬかっ馬鹿者がっ!!ゆかぬかぁあ早よ!!!裏切り者と謗(そし)られたままでよいのかっ!!!!!ゆかぬかぁあああ!!!!・・・そうだ、それで、よい・・・ぐぶっ!!・・・っ・・・ごっ、ぐぅべぇ!!・・・ぐははっ!!ただでは死なんぞ・・・一兵でも多く、道連れにしてくれるわぁあああああ!!」

129
「滅び行く国を、数刻生きながらえさせる為に・・・愚劣と罵られようと、蛮勇と蔑まれ様と、王を守るために・・・。我ら騎士達が民より後に死ぬという恥辱を受けんが為に・・・。ゆくぞ・・・突撃!!」

130
/////////鬼神呂奉先///////////////////////////////////////////////////////////////

「覚えているだろう?・・・俺は呂布(りょふ)・・・字(あざな)は奉先(ほうせん)飛翔と呼ばれた男。

・・・どうした?掛かって来ぬならこちらから行くぞ!!!

ふん、まずは貴様が相手か張益徳(ちょう・えきとく)少しは強くなったか?

・・・ふん、その程度か・・・。次だ・・・ほう、黄漢升(こう・かんしょう)・・・まぁいい、ゆくぞ!!!

・・・ふん・・・老いぼれは家で寝ていれば良いものを。

次は貴様か馬孟起(ば・もうき)・・・弱いな、錦馬超(きん・ばちょう)の名が聞いて呆れる。次だ!!

・・・ほう、貴様か趙子龍(ちょう・しりゅう)ゆくぞっ!!!

・・・常勝(じょうしょう)将軍とはその程度なのか?

・・・さて、次はどいつだ?関雲長(かん・うんちょう)・・・貴様か・・・。

・・・ちっ、5人がかりでその程度か・・・俺をもっと楽しませてみせろ!!まとめて掛かって来い!!!」

(戦闘のときの・・・の部分は、好きなようにアレンジしてください、長くない程度でw名前を言って戦闘になる前にとか色々掛け合っちゃってもいいのよ)


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131
///////華龍進軍/////////////////////////////////////////////////////////////////////

(登場人物は何人か居ますが、全部一人でやってください^^まぁ、役を決めてもいいですけどねwふふり)

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一応役表

語り;
曹操;
伝令;
郭嘉&司馬懿;
荀ケ&曹昂;
典韋&張遼;

////////////////


語り
曹操(そうそう)は劉備(りゅうび)を追い詰め、最後の戦いに赴いた。
遂に、蜀(しょく)が滅亡する、その時がやってきた・・・。


伝令
「曹操様!!蜀軍は城を捨て、一斉に突撃を!!」


曹操
「ふん、劉備め、民を守るだのと散々嘯き(うそぶき)おって・・・」


伝令
「中央に 関羽(かんう) 右翼に趙雲(ちょううん) 左翼に張飛(ちょうひ)!!更にその後ろに 黄忠(こうちゅう)!馬超(ばちょう)が続いております!馬超の傍らに ホウ徳が付いております!」


曹操
「関羽に・・・ホウ徳、、馬鹿な、ありえん」


語り
関羽はすでにこの世に無く、そしてホウ徳、嘗て(かつて)馬超の片腕だった漢(おとこ)。主である馬超を倒した曹操の配下になった者である。
彼は 関羽 を討つ為に出陣をすると言ったが、新参者には任せられない、という周りの反対を曹操が押し切り。
それに答える為に、自らか関羽、どちらかが これ に入るまでは帰らぬと言い、棺桶(かんおけ)を持って出陣していった漢だ。
・・・そして、生きて帰っては来なかった漢だ。
思案する曹操に矢継ぎ早に伝令が入る。


伝令
「曹操様!!我が陣の周りに新たな敵兵の姿が!!」


曹操
「・・・ほう、今度は誰の部隊だ?」


伝令
「義勇軍(ぎゆうぐん)です!・・・だれも、鎧を身に着けておりません!!あれは、民兵です!」


語り
民の心を掴み、そして、離さない・・・民が死ぬのであれば・・・。それこそが曹操が劉備を恐れる唯一であった。


曹操
「民兵、か・・・指揮官は?」


伝令
「そ、それが・・・蜀の君主(くんしゅ) 劉備自らが!!」


曹操
「民と共に死ぬつもりか・・・劉備、これが貴様の望みなのか・・・」


曹昂
「父上!お困りのようですね!」

郭嘉
「・・・お久しぶりでございます。孟徳(もうとく)様」

荀ケ
「窮鼠猫(きゅうそねこ)を噛むといいます。追い詰められた鼠でさえ・・・それが獣ならば・・・」

典韋
「孟徳殿の御身(おんみ)は俺がお護りいたします」


語り
そこには、曹操が会いたくても会えない者達がいた・・・。

郭嘉(かくか) 荀ケ(じゅんいく) 曹昂(そうこう) 典韋(てんい)。 

一人は病に斃れ(たおれ)、後の者は嘗て、自らが死なせてしまった臣下達と曹操の息子・・・。


曹操
「お前たち、なぜ・・・?」


伝令
「伝令!更に黒い鎧に身を包んだ鉄騎(てっき)が劉備軍と向かい合うように布陣!!指揮官は・・・呂、呂布(りょふ)です!!高順(こうじゅん)、陳宮(ちんきゅう)がその傍らに!!」


曹操
「・・・わしは 夢 でも見ているのだろうか・・・」


語り
夢 そう呟いた後、曹操は控えている一人の将に問う。


曹操
「呂布がいるのであれば・・・お主はなぜここに居る?」


張遼
「最強の武に、どれ程近づけたのか・・・確かめてみたいのです」


曹操
「ふっ!!ははは!!こやつめ・・・。呂布軍はお主に任せよう!!張遼(ちょうりょう)よ! 高順の相手は息子よ、お前に任せる」


張遼か曹昂
「「はは!!」」


曹操
「劉備の相手はわしが直接してやろう」


伝令
「曹操様!先に布陣していた将兵達が五虎将(ごこしょう)と合戦中!!ですが、次々と将官が討ち取られてゆきます!!蜀の軍師、孔明(こうめい)が采配をとっているものと!!」


曹操
「刻(とき)は・・・あまりない、か・・・」


司馬懿
「お許しいただけるのならば、孔明の相手はわたしが・・・」

語り
これが夢の舞台なら・・・劉備に付き従う者には、法正(ほうせい)とホウ統もいるだろう・・・。
全てを悟った曹操は、居並ぶ腹心(ふくしん)に軍略(ぐんりゃく)を告げる。

曹操
「司馬懿(しばい)よ、もとよりそのつもりだ。ふ、攻めているのはこちらなのに、まるで逆ではないか・・・ふふ。・・・皆の者聞けぃ!!」


語り
次々と軍略を出してゆく曹孟徳・・・その口元には笑みが一つ・・・。

漢達は、夢を見た・・・儚くも、激しく甘い夢を・・・。


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独り言。

姜維、魏延をひきつれた 劉禅が 曹軍を背後から強襲。
曹軍を窮地に追いやるところまで、いきたかったのですが。
セリフとしては長くなりすぎるのでw割愛!
個人的にわたしは、劉禅を暗愚だと思ってはおりませぬ。
董卓もただの悪者だと思ってないですし、魏延も好きですw


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132
想い出せ!精強なる我が軍を!!

想い出せ!真珠湾の栄光を!!

想い出せ!終わりが始まったミッドウェーを!!


想い出せ!民間人を狙った卑劣なる首都への攻撃を!!

想い出せ!焦土と化した広島、長崎、二つの町を!!



想いだせ!仲間の最期を看取り、異国の海で散った 雪風、響の事を!

想いだせ!核の標的にされ、夜の海に沈んでいった長門の事を!


刻み込め・・・屈辱の日々を・・・。

悲しみだけが、我らを鼓舞する。

忘れるな!我ら大和の心を!魂を!!・・・大日本帝国万歳!!


133
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山口多聞;

山本五十六;

加来止男;

士官1;

士官2;

ナレーター;



山口多聞(やまぐち たもん)「赤城からの返信はまだか?・・・」

士官1「山口指令!!一航戦 赤城 加賀 炎上!!二航戦 蒼龍も敵の爆撃を受け!!っ!! 艦隊で無傷なのは我が艦だけです!!!」

山口多聞「・・・これより我が艦が指揮を執る!!友永隊(ともながたい)発艦用意!!」



士官2「山本長官!!赤城 加賀 蒼龍 炎上! 飛龍より電文! ワレ コレヨリ 航空隊 ノ シキ ヲトル 飛龍単艦で敵と交戦中!!」

山本五十六「・・・3隻もやられたか・・・」


ナレーター
飛龍は米艦隊を相手に果敢に反撃を開始。空母一隻を大破させた。だが、一隻だけでは限界があり、その命運も尽きることとなる。
飛龍が煙を上げる中、百戦錬磨の友永隊の隊長は弾薬が全て尽きた後、敵艦に特攻したという。


山口多聞「ここまでだな・・・総員退艦用意!!」

士官1「司令!司令も退艦を!!」

山口多聞「・・・これだけの損害が出たのだ。誰かが責任を取らねばならん」

士官1「山口司令!!」

山口多聞「・・・早く行け」



加来止男(かく とめお)「みんな、行きましたな」

山口多聞「加来艦長、付き合ってくれるかね?」

加来止男「もちろんです」

山口多聞「・・・月を肴(さかな)に一杯やるか」

加来止男「ええ、いいですね」


ナレーター

戦いが終わった後、偵察に訪れた戦闘機の一機が、沈み行く飛龍の甲板で手を振る二人の姿を見たという。



士官2「長官!!・・・飛龍が敵の空母一隻を撃沈の後・・・爆撃を受け、炎上・・・大破しました」

山本五十六「そうか・・・飛龍がやられたか」

士官2「それと・・・山口司令が・・・艦と運命を共にしました・・・」


山本五十六「・・・これで、積んだな・・・」


ナレーター

これが日本の主力であった正規空母が4隻撃沈された、ミッドウェー海戦である。

後に、山本五十六(やまもと いそろく)暗殺に成功した米軍は、まだ山口多聞がいるということで、慌てたが
多聞はミッドウェーで戦死していることを知り、この戦争の勝利を確信したという。
味方の空母が壊滅する中、単艦にて反撃し、敵空母1隻を沈めるという戦果をあげたこの戦いは、飛龍の反撃として、今も語り草となっている。


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134
「全艦隊!!あの孤立した敵を狙え!!主砲!副砲!!一斉発射!!」

135
「ちっ!まずいな、、だがやられっぱなしでは終われねーからな!、砲撃主!!お返ししてやれ、主砲三連正射!!」

136
「ぐおっ!まずい、沈む!!・・・ちっ、死んだら何にもならねぇ!!とっとと脱出するぞ!」

137
「部隊が、壊滅した、だと・・・。馬鹿なっ!!」

138
「全滅、か・・・。我が隊まで付き合うことはない、引くぞ」

139
「打って出て敵部隊の残滅、ね・・・。まぁ、適当にやってさっさと帰るか」



140
足利義輝(あしかが よしてる)

「五月雨は つゆか涙か 時鳥(ほとどきす)わが名をあげよ 雲の上まで」

29歳で暗殺された、義輝は、名刀を畳に突き立て、来る敵を斬り倒したが、多勢に無勢・・・。
将軍の無念さが滲み出ておりますな。


上杉謙信(うえすぎ けんしん)

「四十九年 一睡の夢 一期の栄華(いちごのえいが・いっきのえいが) 一盃の酒(いっぱいのさけ)」

49歳でこの世を去った越後の龍も、過ぎ去った一生を振り返れば一眠りする間の夢のようだった、との意味ですな。


豊臣秀吉(とよとみ ひでよし)

「露(つゆ)と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速(なにわ)のことは 夢のまた夢」

夢の中で夢を見ているような 自分は露の如く消えていく はかない生涯だった。

とまぁ、一度、天下という木の上に登っても、そのうちに降りなければならない、彼らには、そのようなことがわかっていた、そんな気が私はしますよ。
では、今日の授業はここまで、みなさん、気をつけて帰ってくださいね。


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141
「出走馬は、ゼノン、マビノギオン、フェルエラ、エルダーオブダークネス、ゼロ、ヴァンデット、アルドレ、ブラックオプス、ディープフィアー」


「以上の9頭でおこなわれます、枠入りが完了しまして・・・」


「スタートしました。さぁ、先行争い、予想通りゼノンがハナを奪いに行きます、追いかける様にゼロがかぶせていきました」


「3番手は少し離されて、フェルエラ、そのあとにアルドレ、それを覗うようにヴァンデット、ディープフィアー、エルダーオブダークネスが続きます。そのあとにマビノギオン、最後方にブラックオプス」


「・・・・さぁ、ゼノンとゼロの激しい先頭争いが続いております。3番手はかわりましてアルドレ、それに続きましてフェルエラ、そのあとは変わらずヴァンデット、ディープフィアー、エルダーオブダークネス、少し離れてマビノギオン、最後にブラックオプスと続いております」


「ゼノンとゼロがハナを奪い合ったまま第3コーナーを廻りまして、直線へと続く最終コーナーへと向かってゆきます」


「さぁ、標識を通過いたしまして、ゼノンとゼロが相変わらず後続をやや離したまま、4コーナーにさしかかるというところ、後ろの後続が徐々に差を詰めにかか・・・・っと、どうしたことだ、ゼロがズルズル後退、騎手が手綱(たづな)を絞っております、ゼロ故障発生!なんということだ!ゼノンの鞍上(あんじょう)がちらりと後ろを振り返りましたがすぐにまた前に向き直ります」


「ゼロは最終コーナー手前で故障発生、競争を中止しております。ゼノン先頭のまま、最終コーナーを回りまして直線へ、後続も足を伸ばしてくる」


「長い直線ですが、先頭は依然としてゼノン、後続が追い上げようと必死ですが、差がつまらない、ゼノン、さらに足を延ばす、後続は置いて行かれております、ゼノンいま一着でゴールイン、圧勝です!・・・・二着には良い足で追い込んできた、ヴァンデッドそれに続きまして、3着にはエルダーオブダークネス、以下、マビノギオン、アルドレ、ディープフィアー、ブラックオプス、フェルエラと並ぶようにしてゴールしました、4着以下は混戦です」



142
「・・・・レース前に、もう一度出走馬名を読み上げたいと思います」


「ラビリンス、アベルラ、エンシェントハート、リリエンタール、アズサノアトリエ、エンドレスワルツ、イリス、アリスガワ、アマリリス、ノワール。以上の10頭でレースが行われます」


「みんながゲートに向かいます・・・・。リリエンタールが少しゲート入りを嫌がっているようです・・・・いま、おさまりました」


「・・・・スタートしました!ノワールが少し遅れたように見えましたが、ほかのみんなは綺麗なスタートです」


「アリスガワが先頭にいきました、リリエンタール、その後ろに、アズサノアトリエ、エンドレスワルツ、少しだけ離れて、エンシェントハート、イリス、アマリリス、その後ろにアベルラ、ラビリンス、一番最後にノワールと続いています」


「・・・・先頭はここでリリエンタールに変わりました。その後ろにアリスガワ、少しだけ離れてアズサノアトリエ、エンドレスワルツ、イリス、エンシェントハート、アベルラ、アマリリス、ラビリンスと続いて、最後は変わらないままノワールです」


「もうすぐ最終コーナーに入るところで、リリエンタールとアリスガワが並びました。後ろの馬も、少しずつ差を詰めていきました」


「直線に入りまして、リリエンタールが先頭です、アリスガワがそれに続きます、アズサノアトリエ、エンドレスワルツも追い込んできました!イリス、アベルラ、アマリリス、ラビリンスもそれに続きます!」


「リリエンタールとアリスガワを交わして、ここで、アマリリスが先頭に立ちました!他のこは、足が止まりました!アマリリスが先頭です・・・・あっ!最後方からすごい足でノワールが追いこんできましたっ!」


「アマリリス先頭ですが!ノワールが抜き返します!アマリリスも頑張ります!アマリリスがまた抜き返しました!ノワールもまた抜き返そうとします!っ!あ!その二人に割って入ってくるように一頭、足を延ばしてきました!黒い馬、このこは・・っ・・エンシェントハートです!3頭並んだままゴールイン!!」

「はぁはぁ、っん・・・・勝った馬は、まだわかりません。写真判定となるようです、すこしお待ちください」




143
「ファンファーレが鳴り終わりまして、まもなく最終レース芝2400M(メートル)が始まろうとしています」


「枠入りは順調です。フェリックス、アズラエルと入りまして、全馬枠入りが完了しました」


「スタートしました!全馬そろった綺麗なスタートです」


「フェリックスが先手を打ちました、トキカゼがそれに続きます。そのあとにアナザーヘブン、ヘルアンドセブン先行勢はこのあたり、少し離れまして、ハルカゼはここにいました、中団やや先行といった形。ハルカゼをマークするように、フェルアクア、そして同じくシルフレインです。その後ろにザンマ、アズラエルと並ぶように続きまして、ここまでが中団勢といったところでしょうか、最後方(さいこうほう)にはバルカンドアレグロとアヴァロンが前を見る様に足を進めていきます」


「いま1000Mの標識を通過いたしました。先頭はトキカゼとフェリックスが何度か互いに入れ替わる様にしながら後続をリードしていきます。そのあとは変わりましてヘルアンドセブンが前に出ましたその後にアナザーヘブン、ハルカゼの位置取りは変わらず中団やや手前です。フェルアクアとシルフレインもそれを見る形で進んでいきまして、その後ろはアズラエル、ザンマと変わりました。バルカンドアレグロがやや前にいきまして、最後方にアヴァロンとなっております」


「トキカゼとフェリックスが前を行く中、追い上げる様にヘルアンドセブン、アナザーヘブンが上がってまいりました。
さぁ、まもなく最終コーナーに差し掛かるというところでハルカゼに跨る鞍上(あんじょう)の手が動きました!それにこたえる様にハルカゼが上がってまいりました!つられる様にして、フェルアクアも上がっていきます!ザンマたち後続勢がすぐ後ろまで迫っていますがシルフレインはまだ動かない!最後方にはポツンとアヴァロンただ一頭!己の末脚(すえあし)を信じて直線一気にかける模様です!」


「ハルカゼグングンと先頭集団に襲い掛かります!!シルフレインの鞍上の手が動きました!それに勝るとも劣らないスピードで追い上げていきます!
蒼き瞳が真っ赤に燃えております!!風を斬る音がこちらまで聞こえてくるようです!ザンマ、バルカンドアレグロもそれに食らいつく!!
最終コーナーを回りまして直線に入りました!既に先頭のトキカゼに追いつく勢い!ハルカゼおおまくりです!!
だが、あなただけにいい恰好はさせないと!フェルアクアが競りかかります!父譲りの金色(こんじき)の馬体が煌めきを放つ!!
アズラエルも悲しみを力に変えて!!馬体を弾ませて!!蹄鉄(ていてつ)の音を響かせて上がってきました!!
場内からどよめきが巻き起こります!!これは!アヴァロンだ!最後方から爆発するようにアヴァロン!!納められた聖剣を解き放った!素晴らしい切れ味!!」


「残り100M!!ここでハルカゼが先頭に踊りでる!!だがしかし!トキカゼ、フェリックスたち先行勢もここでは終わらない!!アナザーヘブンもヘルアンドセブンも下がりません!追い上げようと前へ前へと突き進みます!!フェルアクアも先頭に並んできた!!シルフレインが、ザンマがバルカンドアレグロがこれに続く!!!アヴァロンの切れ味も衰えない!先頭に襲い掛かる!!」

「全馬横一線に並んでゴールしました!!どの馬が一着なのか、ここからではまったくわかりません!」

「ハルカゼが引退レースを制したのか!?それとも、他の馬がそれに花を添えることとなるのか!勝敗は写真判定に持ち込まれます!」









_________________________________猫宮さんからもろたセリフ__________________________________________________________

144
……あ、起こしちゃった?いや別にただ寝顔を見に来ただけなんだけど。
いつもありがとう。
でも無理はしちゃいけないからね。
また眠れるまでは傍に居てあげるから、ゆっくりおやすみ

145
何が平等だ!綺麗事並べただけのお説教はさぞかし気持ちいいだろうよ?!
人間は個体それぞれに違う部分はあるのに、それを差別だと罵るのか!?
差別ではなく区別すべきなんだ!
お前の言う平等は弱者を切り捨てる強者の傲慢でしかない!!

146
フンっ!貴様の技などとうに見切っておるわ!
ぐぁっ!
正面に居るのに背後からの攻撃だと!?
おのれ!ならば……!
氷よ、その冷たい牙で四方の敵を蹂躪せよ!『籠目氷牙』!!

147
敵の勢いが強すぎるっ!伝令!上に立て直し要請を!
……バカな、わが隊を捨駒にする気か!?
総員!敵や上の事など構うな!
命あっての物種だ。
速やかに逃げろ!!
責任は私がとる!!
これ以上怪我したらタダじゃおかねぇからな!

148
おいで、おいで、人の子よ。
こっちの夢は甘くて美味しい。
望みの夢を魅せましょう。
夢の世界で蕩(とろ)けたら
蕩けた魂、頂きましょう

149
よし、出来た!いい匂い?。
どうぞ召し上がれ。
え?どうして食べないの?こんなに美味しそうなのに。
ほら、一口だけでも、ね?あ?ん?
……あ、倒れた。
あーあ、僕が作ると何でも毒になるの忘れてた。
さてと、材料増えたし次は何を作ろうかなぁ。

150
あなたの事が好きです。
出会った時から好きでした。
でも、こうして一緒に過ごしてるうちに、もっと好きになるんです。
昨日よりも好きって気持ちが大きくなるんです。
これからもっともっと好きになりますから、これからもずっと一緒に居てくださいね









__________________版権元ネタあり。________________________________________



151
//////Life Is Strange というゲームをやっていて思いついたセリフです。//////


資本主義社会の競争についての見解・・・ふむ、まぁ、稚拙にわかりやすく言えば、勝てもしない出来レースのつまらないゲームを無理やりやらされて、つまらないのはお前の努力が足りないからだ、
勝てないのはお前の努力不足だと言われ、それでもがんばってやってみても、湯水の如く課金できる奴には勝てないわけです。
やっている社会というゲーム自体が課金しまくるやつに、無課金の人間でも何とかすれば勝てるように、作られていればいいですがね。
極々まれにそういったことも無いわけではないですが、それこそ能力が天才的な者に限られます。
故に、最初から資産があるものは限りなく有利なわけですよ。これが資本主義、金と言う資本が無い奴は勝つのが非常に難しく作られたルールです。

・・・そして、それだけじゃない。
弱い者、、いや、一度レールから外れたら立ち直ることが難しい。
なにをいっているんだ?弱者の戯言(たわごと)だろう・・・そう思っているね?

・・・私の知り合いにね、18歳の少女がいるんだ。その子は父親に買ってもらった車に乗っていて事故にあった。
無理に割り込みをしてきた車を避けた時に、自分の車が溝に落ち、その衝撃で背骨が折れたのさ。
だが、慰謝料も支払われず、、いや、多少は払われたが、、彼女が生きてゆくにはそれでは足りなかった。

一生車椅子生活。息をするのでさえ、喉に繋がった機械チューブが必要だ。
保険は当てにならず、医療費は年に100万ドルはかかっているそうだ。

彼女はもう、首から下の感覚が無い・・・。草を踏みしめる感触も
水の冷たさも、手足で感じることはできない。
排泄行為も、人の手伝いが無ければ出来ない。
年頃の娘が医者や看護師に排泄行為を見られるつらさ・・・君にはわかるまいね。
父親は今でも、娘に車をプレゼントしたことを後悔しているよ。

年間100万ドルなんて、普通の家庭で払えるわけが無い。
私の財団が気がつき、手を差し伸べることができていなければ・・・あの家族は一家心中をしていたかもしれない。
私も資本主義のお陰で財団を築きあげれたことには感謝しているがね・・・だが、これが資本主義の闇なのだよ。
ほう、それでも君は資本主義がいいと言うのかい?

自分は絶対に人の世話になんかならない?そんな奴は弱い人間だ・・・。
随分と笑わせてくれるね・・・君は強い側にいると思い込んでいるから、そんなことが言えるのさ。
一生人の世話が無くては生きられない体にでもならないと、気がつかないこともあるだろうね。
君のその根拠の無い自信には、わたしも我慢の限界だ。

本当の弱肉強食がどのようなものなのか、身をもって体現するといい。



152
//////Life Is Strange というゲームをやっていて思いついたセリフです。//////

・・・時間を戻したい。あの時にこうしていれば・・・。
そうやって、後悔する。
悪いことではないのです。

ですが、、もし、時間軸を過去に戻して、それを回避することが出来たとしたら・・・。
あなたなら、どうします?

使いたいですよね。愛する人を救いたい。よくわかりますよ・・・。

この力が欲しいのなら・・・差し上げましょうか・・・。

ですが、その前に一つ・・・私の知り合いの話をしましょう・・・。

その人の名前はマックスという。

マックスは数年ぶりに、故郷へと帰ってきた。
写真家になるという夢を叶えるためにね。
だけれど学校にうまく馴染めずにいた。

自撮をする暗い奴。そう言われていたが、教えていた教師は、マックスの才能に気がついていた。
まぁ、それはいい。マックスが学校のトイレにいったときに、男子が一人入ってきた。
それを追いかけるように、一人の少女も・・・。だが、口論となり・・・。
後から来た少女は、その男子に銃で撃たれて死んでしまった。

その時、マックスは、時を戻せる力に目覚めた・・・。

そして、時を戻し・・・その少女を救った。

命の恩人だと言われ、話をする内に、お互いが昔よく遊んだ親友だったということに気がついた。
すぐに気がつかないのも無理は無い。その少女は、髪も染めていたし・・・昔と違って、元気な優等生ではなく、ピリピリしたパンク系の不良少女になっていたからね。
その親友の名前は、クロエ。

クロエがなぜそうなったのか・・・クロエの父親が5年前に事故で死んだせいだ。
優しかった父親の大好きだった肉親の突然の死で・・・彼女はグレてしまった。

彼女の家庭も複雑でね。母親は再婚したが、再婚相手とその少女は喧嘩ばかりだ・・・。

クロエの母親はいい人だったが、再婚相手は、学校の警備主任で、学生の安全のためにと監視カメラをつけようとしたり
元軍人上がりのためか、生徒を扱うのがあまりうまくなくてね・・・。

そして、事件はここから起きる。自分がいない間に、その親友にはもう一人、大切な友達ができていた。
だが、その友達は行方不明になってしまっていた。
行方不明になっている友達の名前はレイチェル、誰とでも仲良くなれるタイプの人間だった。

レイチェルのことは、マックスも知っていた。
あったことはないが、、学校にも、この町にも、至る所に彼女を探して欲しいというビラがあったからね。
その親友を探すためのビラを色々なところにはっていたのは、クロエだった。

そして二人で、レイチェルを探すことになる。

その小さなころに戻ったような、冒険の過程でマックスはクロエに自分の能力のことを話しクロエもそのことを信じた。ポケットの中身を言い当てることを条件にね。
そして・・・クロエは今の父親を認められないことを話した。死んでしまった父親が恋しいと・・・。

マックスは思った・・・この力で、友達の父親が死ぬのをとめられれば、と。
そして、それはうまくいった・・・。
だが・・・クロエの父親を救ったら、今度はクロエが事故にあった。
首から下が動かない状態となり・・・。学校の成績はオールAだったにも関わらず。
友達もいない、家からも出られない、家族も自分のせいで散歩にすら行けない・・・。
自分と家族の状況を話した後・・・苦しみから解放してくれとマックスに頼んだ。
最期くらい、数年ぶりに会えた親友に、昔のような気持ちのうちに、子供のころに戻ったような、
そんな気分のまま死なせてくれと・・・。モルヒネのメモリを少し多めにいじるだけでいいと・・・。

・・・マックスは、、クロエの頼みを・・・聞けなかった。

だから、マックスは、クロエの父親が死ぬのをわかっていても、元の時間軸に戻した。
マックスにとっても、クロエの父親は自分の家族以上に好きな人だった・・・と、後から聞いたよ。

レイチェルを探すなかで、色々なことがあった。
とりわけ、クロエは暴走気味になり、、命を落とすことが多かった。

その度に、時間軸をマックスは操り、クロエを救った。
何度も、何度も・・・ね。

マックスとクロエ、そして、レイチェルの話以外にも、もう一つ大事なことがあってね。
この町は、巨大な竜巻によって、壊滅することになるのを、マックスは知っていた。
それを止めるため・・・マックスは動いてもいた。

嵐が吹き荒れ、町が壊滅するなか、、人々を助けるマックス・・・。
そこで、科学に詳しい学友にあった。自分には時間を操る力があると、その学友に話すと・・・科学に詳しい彼は、こういった。
二つの月、季節はずれの雪、打ち上げられる鯨の死骸・・・予兆はあったはずなのに、、そして、もしかしたら、それは
君の能力のせいかもしれない、何度も未来を変えたせいかもしれないとね。

やがて竜巻が町を飲み込んだ・・・。クロエの母親も、誤解が溶けそうだった義理の父親も、マックスの友達も、何もかもを吹き飛ばす竜巻が・・・。

クロエは話した・・・あそこで死ぬ運命だった、私を助けたから、、こうなったんじゃないかって・・・。
この町の人たちはいい人だ、自分みたいなクズ一人の命で・・・レイチェルも見つけられた、マックスにもあえた、、もう、思い残すことは無いから・・・自分の死ぬ運命を変えないで、そのままにして欲しいと・・・。
私は、何度も死んだ、その度に、マックスに救われた・・・マックスは、避けられない運命を遅らせてるだけなんだ・・・だからと・・・。
親友の願いをまたも、マックスは聞けなかった・・・。マックスは・・・一人の親友を救うために、自分たちの住んでいた町とそこの人々を犠牲にした・・・。

この能力は体に負担がかかる・・・何度か体に異常は出ていた・・・マックスは最後の時間旅行をすることにした・・・。

全てを・・・無かったことにするために・・・文字通り・・・最後の時間旅行を彼女はした。


長くなりましたがね・・・。

全ては必ずどこかで繋がっている。

俗に言う、バタフライエフェクト。

「リオデジャネイロで蝶が羽ばたくと、数週間後にテキサスで竜巻が起こる」

まるで関係の無いようなことが関係している。
カオス理論でもありますが・・・。
全ては、繋がっているという事・・・これで理解できましたかな?

結果が全てだと、人は言いますがね・・・その結果の裏、または、別の場所では、その結果のために消えてゆく何かがある。

行動には責任が伴う・・・。始まりが無ければ、結果は無い・・・。
あなたがいいと思った結果でも、実は・・・という様なことが起こる・・・。
自分と回りさえ良ければ、それでいいと人は言いますが・・・実際に体験してみると・・・。
そして逆に、自分が不幸になっているから、幸せな人も・・・。
いや、まぁ、これは経験してみないとわからないでしょうな。
長話に付き合ってくれてありがとう・・・では・・・。時を操る力、試してみるといい。





153
ゴアスクリーミングショウより

「この世の50.78%は怒りで出来ています。
残りの44.2%は憎しみで出来ていて、さらにその残り4.493%は糞尿です。
そしてさらに、0.246%が反吐、0.182%が空腹で出来ています」

残りの0.099%・・・それが、彼女が縋ったもの・・・希望・・・。



154
すきま桜と嘘の都会より

(普通でない世界での、普通な学園生活。その胸に、大きな嘘をしまい込んだまま・・・すきま桜を抜けると、そこは嘘つきたちの都会でした・・・すきま桜と嘘の都会)

(嘘つきだけが入れる不思議な都会、現実都会のどこかにある、すきま桜の先に存在する・・・迷い人たちの訪れるその場所は、巨大な桜が一面に花びらを舞い散らせている。それは、まるで、嘘のような幸せ・・・それはずっと、私が渇望(かつぼう)していた日常)

(現実はあれほど荒んで(すさんで)いるのに、全てが嘘で塗り固められたこの町は・・・とても綺麗だった。・・・これは、取り戻す為の うそと桜の物語)

「わたしの嘘を、どうか、本当に・・・」
「すごく、大事なことを忘れているような気がするよ」
「本当に大切なもの。みんなが持っているもの。それって、どこにあるのかな?」
「大切なもの、取り戻してあげるの」
(それは、優しい嘘の物語・・・)





156
シービッケットより

「ああ、わかってるよ、乗り方はレッドから聞いた。・・・なぁ、ひとこと言っていいか?心をつぶされるくらいなら、足をつぶされた方がましだ」


157
JRACMより

なかなか勝てない馬がいる。

その馬のいいところは、
とにかくひたむきに走ること。

いつも、いつも、
あと一歩のところまで
追い込んでくる。

最後まであきらめないから
また好きになる。

「結果がすべてだ」

そう人は言うけれど、

あきらめないことは、
勝つより難しいことを
私は知っている。

今日も、その馬が走る。

がんばれ、と声が出る。

まるで、自分に言っているみたいだ。

今日も
私の好きな馬が
走っています。


158
私が落ち込んでいたとき、
好きな馬がGTを勝った。

勝てないと言われていたのに。

私に子どもが生まれたとき、
好きな馬の仔がデビューした。

元気な走りに、ほほがゆるんだ。

新しい仕事をはじめたとき、
好きな馬が世界へ挑んだ。

自分のことのように、ドキドキした。

好きな馬を思い出すと、
そのときの人生を思い出す。

勇気をもらったり、
いっしょに泣いたり。

いつもそばにいる、
友人のように。

今日も
私の好きな馬が
走っています。



159
JRA 夢の第11レースより


いくつもの思い出を積み重ねていったら

見るはずのない光景がまぶたに浮かんだ。

夢の、第11レース


「一枠一番悲運の伝説となった馬番(うまばん)に、サイレンススズカが再び入ります」

「隣にメジロマックイーン、ウオッカはダービーと同じ馬番です」

「トウカイテイオー、スペシャルウィーク、テイエムオペラオーがいます」

「アグネスタキオン、芦毛(あしげ)の怪物オグリキャップ、エルコンドルパサー。時代を超えて名馬達が続々とゲートに向かいます」

「無敗の三冠馬シンボリルドルフ、馴染みのシャドーロールでナリタブライアン、キングカメハメハ、鬼の末足(すえあし)ミスターシービー」

「日本競馬の至宝ディープインパクト、歴代の女王達、エアグルーヴ、ブエナビスタ、ダイワスカーレット」

「大外(おおそと)18番世紀の暴れん坊オルフェーヴルです」



あの馬を見ていた頃、私は恋をしていた。

あの馬が勝った日、僕は故郷を離れた。

あの馬の引退の日、私は花嫁の父になった。



「さぁ、時代を超えて集った(つどった)歴代の名馬達、ゲートに収まって」


「スタートしました!先頭サイレンススズカ後続との差 五馬身(ごばしん) 2番手ダイワスカーレット これをマークするようにメジロマックイーン、シンボリルドルフは中段で動きません」


忘れられないものを、思い出と呼んで・・・。

それは美しかったり、悲しかったりする。


「スペシャルウィーク 父の後ろにブエナビスタがつけました。オルフェーヴル早めにじわりと上がってゆく」


積み重ねてきたことを、人生と呼ぶなら。


「ミスターシービー ディープインパクトはいまだ後方」


思い出は全て、どこか愛おしい。


「夢の第11レース数々の伝説が駆け抜けてゆく!勝負の行方はまだわかりません!」

「さぁ第四コーナーから最後の直線!いくつもの思い出が横一線に並んで!これはわからない!これはわからない!逃げる逃げるサイレンススズカ!トウカイテイオー出るぞ!ブライアン!オルフェーヴル!!・・・・・・」


夢の第11レース・・・わたしの夢が、あなたの夢が、走っています。

元ねたはここです!
https://www.youtube.com/watch?v=bDpK38Lhdac



160
グットウィルハンティングより


君は子供だ
自分の言っていることの意味すら分かってやしない

美術について問えば君は本から得た知識を並べ立てるだろう
ミケランジェロも、知り尽くしてる
数々の偉業、時の支配者や法王との軋轢(あつれき)、性的嗜好から作品まで
だか君にシスティナ礼拝堂の匂いは語れない
そこに立ってあの美しい天井を見上げたことは無い

現実に
女について聞いたら
愛読書からの抜粋(ばっすい)を語るだろうな
数少ない実体験を織り交ぜて
しかし女の横で目を覚ました朝の幸福感なんて想像もつかんだろ

強情で
戦争について聞いたら多分シェイクスピアをぶつけてくるな
「友よ侵略者に立ち向かえ」
でも君は知らん、
この腕の中で息絶えた親友が
心に焼き付けていったあの縋るような目を

愛について問うたらソネットを引用するか?
でも一人の女に骨抜きになったことはないだろ
見つめられるだけで卒倒しそうなくらい神様が自分に与えてくれた天使だと思って地獄から救い出されて、自分も彼女の天使になる
愛の力で彼女を引き止めようと病晩乗越えて私は病室で2ヶ月間妻の手を握り締めて座ったまま寝た
医者も面会時間なんて決まりが私には通じないのを知って諦めた
本当に失うってこと、それは自分を捨てて誰かを愛した者にしか分からん
そこまで深く人を愛したことがあるか?

君を見ていると知性と自信を持った男には見えない
自惚れだけ強いただの臆病な餓鬼だ
君が天才であることは誰も否定しない
君の深さを推し量る事は誰も出来ない
だが君は一枚の絵を見て全て知ったような態度で私の人生を引き裂いた

君は孤児だったね
どれ程困難な人生か私に分かると思うか?
君の気持ちや君という人間が
「オリバー・ツイスト」を読んでいればそれは君を要約するものか?
私はね、ばかげた妄想だと思ってる、
今更君から学ぶことは無いしそんな小説を読む気もない
君が自分自身の言葉で話さない限り
それなら興味をそそられ、耳を傾ける

でも君は喋りたくないんだ
自分が何を言うか怖いんだ
君次第だな


161
マルティン・ニーメラーの言葉

ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は共産主義者ではなかったから

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった
私は社会民主主義ではなかったから

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった
私は労働組合員ではなかったから

そして、彼らが私を攻撃したとき
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった



シェークスピア

162
この世は一つの世界だよグラシアーノ、誰もが自分の役をこなさなきゃならない舞台なのさ。僕のは悲しい役だよ

163
「金は借りてもならず、貸してもならない。 貸せば金を失うし、友も失う。 借りれば倹約が馬鹿らしくなる」

164
「外観というものは、一番ひどい偽りであるかもしれない。 世間というものはいつも虚飾にあざむかれる」

165
「貧乏でも満足している人間は金持ち、それも非常に金持ちです。しかし、大金を持っている人でも、いつ貧乏になるかと恐れている人間は、冬枯れのようなものです」





166
///////07. Sound Horizon 檻の中の花 ///////


『殺戮の舞台女優『Michele Malebranche』(ミシェル・マールブランシェ)
彼女が犯罪史の表舞台に登場する事三度(みたび)に渡り、
その短い生涯に於いては多くの奇怪な謎が残されたまま
今だ完全には解明されていないのである。』

『実父『Joseph Malebranche』(ジョセフ・マールブランシェ)の凄惨な変死事件
証拠不十分及び、年齢に対する
殺害遂行能力に疑問の声が上がる。
現実と幻想の境界を認識出来ていない類(たぐい)の言動を繰り返し、
行動にも尋常ならざる点が多々見受けられた…。』


『養父(ようふ)『Armand Ollivier』(アルマン・オリヴィエ)の手による絞殺・死体遺棄未遂事件
深夜、半狂乱で笑いながら庭に穴を掘っている所を、
近隣住民の通報によって駆けつけた警察官に拠り逮捕。
その後、『Ollivier』(オリヴィエ)は獄中にて完全に発狂した…。』

『『Michele Malebranche』(ミシェル・マールブランシェ)による青少年連続拉致殺害事件
『Rouen』(ルーアン)郊外の廃屋(はいおく)にて多数の腐乱死体が発見される。
当時行方不明となっていた十三人の少年達は、変わり果てた姿で
干からびたような老婆『Michele』の遺体に折り重なっていた…。』


「彼女がどんな魔法を駆使したのか、それは私が識り及ぶ所ではないのだが、
殺害動機という観点でのみ論じるならば、答えは明白であると、言わざるを得ない」
「彼女は、自らを閉じ込める狭い檻の中から抜け出したかったのでしょうな
…それも極めて偏執的なまでに。
…しかし、残念ながらその願望は生涯叶う事は無かった。
…そして、死後一世紀を経過した今でも、彼女はその檻の中にいる…」
「…何故そんな事が断言出来るのか?…良い質問だ。よろしい、誤解を招く事を承知で、
この『Christophe Jean-Jacques Saint-Laurent』(クリストフ・ジャン=ジャック・サンローラン)あえてここで公言しておこう。
我々もまた、彼女と同じ檻の中にいるからだと…」



167
Fate/stay night ニコニコMOD より


(アーチャー)

生きている限り、争いはどこに行っても目に付いた。

キリがなかった・・・。

何も争いの無い世界なんてものを、夢見ていたワケじゃない。

ただ俺は・・・せめて自分が知りうる限りの世界では・・・。

誰にも、涙して欲しくなかっただけなのにな・・・。

一人を救えば、そこから視野は広がってしまうんだ。

一人の次は十人、十人の次は百人、百人の次は・・・さて、何人だったか・・・。

そこでようやく悟ったよ。

御宮士郎(えみやしろう)という男が描いていたものは、都合のいい理想論だったのだと・・・。

だが、そんなことはどうでもよかった。

初めから感謝をして欲しかったわけじゃない。

英雄などともてはやされる気もなかった。

俺はただ・・・誰もが幸福だという結果が欲しかっただけだ。

一人を救うために・・・何十という人間の願いを踏みにじってきた。

踏みにじった相手を救うために、より多くの人間を蔑ろ(ないがしろ)にした。

何十という人間の救いを殺して、目に見えるモノだけの救いを生かして、より多くの願いを殺してきた・・・。

今度こそ終わりだと、今度こそ誰も悲しまないだろうと!つまらない意地を張り続けた。


そうだ、誰かを助けたいという願いが綺麗だったから憧れた!

故に、自身からこぼれおちた気持ちなどない。これを偽善と言わずなんという!

この身は誰かの為にならなければならないと、強迫観念につき動かされてきた。

それが苦痛だと思う事も、破綻していると気付く間もなく、ただ走り続けた!

だが所詮は偽物だ。そんな偽善では何も救えない。

否、もとより、何を救うべきかも定まらない―――!


誰も悲しまないようにと口にして、その影で、何人かの人間には絶望を抱かせた。

それでも、誰かを救えるのならそれで良い・・・かつての御宮士郎はその誓いを守れなかった。

意味の無い殺戮も、意味の無い平等も、意味の無い幸福も・・・!

おれ自身が拒んでも見せられた。

守護者となった俺には、もはや自分の意思など無い。

ただ人間の意志によって生み出され・・・。

人間が作ってしまった罪の後始末をさせられるだけだったからな・・・。

俺が望んだものはそんなことではなかった!

俺はそんなもののために!!守護者になどなったのではない・・・!


(士郎)

それじゃあ、やっぱり俺たちは別人だ。

俺は後悔なんてしないぞ。

どんなことになったって、後悔だけはしない。

だから・・・絶対に、お前のことも認めない。

お前が俺の理想だっていうんなら・・・。

ことごとくを凌駕して、その存在を叩き落そう。



(士郎)

体は剣(つるぎ)で出来ている。

(アーチャー)

I am the bone of my sword. (アイ アム ザ ボーン オブ マイ ソード)

(士郎)

幾たびの戦場を越えて不敗。

(アーチャー)

I have created over a thousand blades. (アイ ハヴ クリエイテッド オーバー ア サウザンド ブレイズ)

(士郎)

ただの一度も敗走は無く。

(アーチャー)
Unknown to Death. (アンノウン トゥ デス)

(士郎)

ただの一度も勝利も無し。

(アーチャー)

Nor known to Life. (ノア ノウン トゥ ライフ)

(士郎)

ならば我が生涯に意味はいらず・・・。

(アーチャー)

Yet, those hands will never hold anything.(イェット ゾウズ ハンズ ウィル ネヴァー ホールド エニシング)


(士郎)

この体は・・・無限の剣で出来ていた!

(アーチャー)

So as I pray, unlimited blade works. (ソウ アズ アイ プレイ アンリミテッド ブレイド ワークス)




(アーチャー)
俺の剣製についてこれるか!

(士郎)

てめぇの方こそ、ついてきやがれ!!

トレース・フラクタル・・・カラドボルグ!!


(アーチャー)

ロー・・・ア イ ア ス !!


(士郎)

・・・なんかじゃない!!


(アーチャー)

なに?

(士郎)

間違い・・・なんかじゃない!!

(アーチャー)

貴様!!

(士郎)

決して・・・間違いなんかじゃないんだから!!



(アーチャー)

俺は以前、夢を追って

肌も髪も虹彩(こうさい)すらも焼かれてしまったけれど・・・。

到達点にいるのが、アイツかもしれなくても・・・。


再び夢を追ってもいいだろうか・・・。

あの人のように、前を見据えることは・・・許されるだろうか・・・。

もうすぐ夜が明ける。

濃紺(のうこん)の空が燃えるように、赤く染まっていくさまが、すごく綺麗だ。

・・・夕闇の空の下でさえ、君は 世界は綺麗だね といっていたな・・・。

俺は、世界に絶望していたけれど、君の言うとおりだ。世界は綺麗だよ・・・遠坂(とおさか)


(士郎)

俺の勝ちだ・・・アーチャー・・・。


(アーチャー)

ああ・・・そして・・・私の敗北だ。



ニコニコ動画のURLです。勝手に宣伝^^;

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3086804



///////////////シリアルキラーシリーズ/////////////

168
ニコライ・デュマガリエフ

「女にはモテたよ。だけど、俺に興味があるのはセックスじゃない。食べることなんだ。
鍋で煮ていた頭? あれは公園で出会った女のものだ。2人でお茶して、部屋に連れて行った。女はセックスしたがったが、俺は興味がない。殺すと直ぐに調理にかかった。人の肉は日持ちしないからね

女の喉を掻き切ったら、まず血を飲むんだ。そして、乳房を切り取ってフライにする。これは猪のような味がする。それから部分ごとに切り分けて調理して行くんだ」

どんな女でも食べるってわけじゃない。売春婦だけさ。売春婦には俺は感じないんだ…。あんな奴らなんか、この世からいなくなるべきなんだ

調理すると、よく同じ階の連中を呼んで御馳走したよ。みんな俺のカザフ料理をうまいと云ってくれた。捕まった日もみんなを呼ぶつもりだったんだ」


??「人肉を食べるという点では、私と君は一致している。だが、、売春婦差別はよくない。そして女だけというのもよくないな。人間はみな食べ物だよ、ニコライ」


///////////銀河英雄伝説セリフ/////////////////
169
皇帝ラインハルト陛下、わしはあなたの才能と器量を高く評価しているつもりだ。 孫を持つなら、あなたのような人物を持ちたいものだ。

だが、あなたの臣下にはなれん。 ヤン・ウェンリーも、あなたの友人にはなれるが、やはり臣下にはなれん。 他人事だが保証してもよいくらいさ

なぜなら、偉そうに言わせてもらえば、民主主義とは対等の友人を作る思想であって、主従をつくる思想ではないからだ。

わしはよい友人がほしいし、だれかにとってよい友人でありたいと思う。 だが、よい主君もよい臣下も持ちたいとは思わない

だからこそ、あなたとわしは同じ旗をあおぐことはできなかったのだ。 ご好意には感謝するが、いまさらあなたにこの老体は必要あるまい。 ・・・・民主主義に乾杯!


170
人を誉める時は大きな声で!人を貶める時はより大きな声で!

171
運命?運命などに俺の人生を左右されてたまるか。 俺は俺の長所によって成功し、自分の短所によって滅びるだろう。 全て、俺の器量の範囲内だ

172
こいつはいい!どっちを向いても敵ばかりだ! 狙いを付ける必要もないくらいだぞ! やってやれ、撃ちまくるんだ!

173
反逆者になるのは一向に構わん。 だが反逆者にしたてあげられるのは、ごめんこうむりたいな

174
平和というのはな、キルヒアイス。無能が最大の悪徳とされないような幸福な時代を指して言うのだ

175
いいか、国を守ろうなんて、柄にもないことを考えるな。 片思いの、綺麗なあの娘のことだけを考えろ。生きてあの娘の笑顔を見たいと願え。
そうすりゃ嫉み深い神さまには嫌われても、気のいい悪魔が守ってくれる

176
たとえば、こうよ。あなたが大きくなったとき、男の人に、わたしはあのことを知ってるわよ、と言っておやりなさい。
みんな必ずぎくりとするでしょう。これが母さんの予言よ

177
神なんてしろものを考え出した人間は,歴史上最大のペテン師ですよ。その構想力と商才だけは見上げたものです。
古代から近代に至るまで、どこの国でも金持といえば貴族と地主と寺院だったじゃありませんか

178
地位が上がるにつれて、発想が不純になっていくのがよくわかるよ

179
軍人は戦場以外で権力や権限をふるうべきではない。
また、軍隊が政府や社会の批判を受けずに肥大化し、国家の中の国家と化するようでは民主政治は健全でありえんだろう

180
きさまら権力者は、いつもそうだ! 多数を救うためにやむなく少数を犠牲にする、と、そう自分たちを正当化するんだ。
だが、きさまら自身やきさまらの親兄弟が、少数の中にはいっていたことが一度だってあるか!

181
何千年も昔のことだが、キリスト教は、最高権力者を宗教的に洗脳することで、古代ローマ帝国を乗っ取るのに成功したのだ。
それ以後、キリスト教がどれほど悪辣に他の宗教を弾圧し、絶滅させたか。
そしてその結果、一つの帝国どころか文明そのものを支配するにいたった。これほど効率的な侵略は類を見ない。

182
・・・つまり、祖国のためとか、命を懸けてとかじゃなくて、その、うまい紅茶を飲めるのは生きている間だけだから、
みんな、死なないように戦い抜こう!

183
助からぬ者を助けるふりをするのは、偽善だけでなく技術と労力の浪費だ。
ラーベナルトに伝えてもらいたい。私の遺言状はデスクの三番目の引き出しに入っているから、慰労なく執行すること。
それと犬にはちゃんと鶏肉をやってくれ。もう先は長くないのだから好きなようにさせてやるように。 それだけだ。

184
政治の腐敗とは、政治家が賄賂をとることじゃない。それは個人の腐敗であるにすぎない。
政治家が賄賂をとってもそれを批判することができない状態を、政治の腐敗というんだ

185
戦うにあたり、卿らにあらためて言っておこう。ゴールデンバウ王朝の過去はいざ知らず、ローエングラム王朝あるかぎり、
銀河帝国の軍隊は、皇帝が必ず陣頭に立つ。
余の息子もだ。ローエングラム王朝の皇帝は、兵士の背中に隠れて、安全な宮廷から戦いを指揮したりすることはせぬ。
卿らに誓約しよう、卑怯者がローエングラム王朝において、至尊の座を占めることは、けっしてない、と…

186
騒ぐな。負傷したのは俺だ。卿では、ない。副官の任務に、上官の代わりに悲鳴を上げるというのは無かったはずだが

187
「人間の行為のなかで、何がもっとも卑劣で恥知らずか。それは権力を持った人間、権力に媚を売る人間が、安全な場所に隠れて戦争を賛美し、他人には愛国心や犠牲精神を強制して戦場へ送り出すことです。宇宙を平和にするためには、帝国と無益な戦いをつづけるより、まずその種の悪質な寄生虫を駆除することから始めるべきではありませんか」

188
「人民を害する権利は、人民自身にしかないからです。言いかえますと、ルドルフ・フォン・ゴールデンバウム、またそれよりはるかに小者ながらヨブ・トリューニヒトなどを政権につけたのは、たしかに人民自身の責任です。他人を責めようがありません。まさに肝心なのはその点であって、専制政治の罪とは、人民が政治の害悪を他人のせいにできるという点につきるのです。その罪の大きさにくらべれば、100人の名君の善政の功も小さなものです。」

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救国の英雄じゃなかったのかね、彼は。あの生意気な青二才とやらがいなかったら、今頃私達は、帝国に降伏して、よくて政治犯用の監獄の中さ、少なくともこんな場所で裁判ごっこにうつつをぬかしてなどいられなかったろうな。彼は我々の恩人さ、その彼を、我々は恩知らずにもこの数日いびってきたわけさ。
目上?政治家とはそんなに偉いものかね、私達は社会の生産に何ら寄与(きよ)している訳ではない、市民の納める税金を公正に、かつ効率よく再配分するという任務を託されて、それに従事しているだけの存在だよ。彼の言う通り、私達は社会機構の寄生虫でしかないのさ、それが偉そうに見えるのは、宣伝の結果としての錯覚に過ぎんよ、しかしまあそういう議論より、もっと近いところで火事が起こっているだろ、それを心配したらどうかね。ヤン提督が言ったように、敵の攻撃直前に彼を前線から遠ざけた責任、こいつを誰がとるかだ。辞表が一通必要になるだろうな、もちろんヤン提督のじゃない。
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